01.10
2023年1月1日第238号
新年あけましてほんまにおめでとうございます！！！
元旦もまいどおおきに！スマイルマーケティングの高橋健三です！
昨年もスマイルメルマガをご愛読いただきほんまにありがとうございます。
２０２３年卯年も引き続きよろしくお願い致します。
先ずは恒例の日経MJ２０２２年ヒット商品番付を振り返っておきましょう。
東の横綱：コスパ＆タイパ、大関：サッカーW杯日本代表、関脇：ポケット
モンスタースカーレット・バイオレット、小結：ワンピースフィルムレッド、
前頭：ガチャ旅。
西の横綱：＃３年ぶり、大関：ヤクルト本社ヤクルト１０００/Ｙ１０００、
関脇：ジブリパーク、小結：トップガンマーヴェリック、前頭：ちいかわ。
という結果となっておりました。
ヒット商品といいながらもイベント、ゲーム、アニメなどモノ消費からコト
消費へ、そしてコト消費からトキ消費へ。今年は自分の時間を「どこで？
誰と？どのように過ごすか？」がポイントになりそうですね。
そんな中、２００３年に「すべてのマーケティングは笑顔のために！」を
スローガンに設立したスマイルマーケティングはおかげさまで２０周年を
迎えることとなりました。
最近はＤＸ、メタバース、イノベーション、ブランディング、ＳＤＧｓ、
ウェルビーイング・・・と新たなキーワードがどんどん生まれてきますが、
すべての土台にあるのは、顧客の創造を目的としたマーケティングの４Ｐ
の実践に他なりません。
当社ではこれまで蓄積してきたノウハウを活かしながら、改めて原点に
還り４Ｐ（商品、価格、販路、販促）の実践法を皆さんに伝える取り組み
を始めてみたいと考えております。
卯年は新たなことをピョンと始めるのに相応しい年だそうです。２１年目
は「４P上手は商売上手、商売上手は４P上手」をスローガンに皆さまの
お役に立てる存在を目指して参ります。
本年もどうぞよろしゅうにお付き合いくださいませ。
では今年も「SMILE-MKメールマガジン」をじっくりお楽しみください。
感謝！
■■■インデックスのご案内■■■
１）スマイルマーケティングトピックス
２）SDGｓマーケティングアクション
３）だいぶ気になるコラボレーション戦略
４）日経ＭＪで見つけた「ちょっと気になる４Ｐ戦略」
５）読んだら損するしょ?むない話←卯年の豊富を聞いてみよう！
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１）スマイルマーケティングトピックス
２０周年を記念して御社の４P実践力を無料診断致します。次の一手
を見つけるため、先ずは１００項目での現状チェックから始めてみま
せんか？
■２０周年感謝！４P実践力無料診断サービスのご案内
ＤＸが注目される時代、マーケティング戦略においてもデジタル技術
の活用した進化が求められています。そこで当社では顧客創造に欠か
せない御社の４P実践力を五つのカテゴリーに分類した１００の設問で
診断するサービスを提供します。リアルでもオンラインでも対応可能
ですので、先ずは気軽にお問い合わせください。
対 象：メルマガ読者企業（先着２０社限定）
時 間：約６０分
方 法：面談もしくはオンラインにて
料 金：無料
内 容：リサーチ（調査）、プロダクト（商品）、プライス（価格）、
プレイス（販路）、プロモーション（販促）の５つのカテゴリーに
分類された１００の設問で、御社のマーケティング実践力を診断します。
例えば、商品力は強いが販路開拓が弱い。価格競争力は強いが販促が
イマイチ。など御社の状況に合わせて、診断の後は具体的な打ち手を
アドバイスします。
お問い合わせ：info@smile-mk.comまで
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２）SDGｓマーケティングアクション（日経ＭＪ１２月１日?３１日記事より）
２０２５年大阪・関西万博でもＳＤＧｓは大きなテーマとなっています。
サスティナブルな経営視点は多くのステークホルダーを巻き込むきっかけ
にもなります。１７からテーマを決めてアクションに繋げていきましょう！
■各社のSDGｓアクション
１）オンワード＆日本旅行
オンワード商事と日本旅行はコラボで修学旅行で生徒が回収した海洋ゴミを制服
に再生する教育プログラムの提供を開始。回収したゴミのうちペットボトルを原
料の繊維に再生。
https://www.onward-hd.co.jp/release/2022/20221213.html
２）ローソン
消費期限よりも手前に設定している販売期限を過ぎた商品を値引き販売する実証
験を開始。対象１０商品を定価の５割程度まで値引き。顧客は専用アプリを通じ
て購入し店舗内専用ケースで受け取る。
https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1462619_2504.html
３）ビア・ザ・ファースト
廃棄予定のラーメンの麺を原料にした発泡酒を開発。老舗製麺所「浅草開花楼」
で余った麺を提供してもらい原料となる麦芽の１５％をこの麺で代用。クラファ
ンを通じて販売。
https://camp-fire.jp/projects/view/636271?utm_source=antenna
４）コストコ
コストコホールセール壬生倉庫店は作新学院大学・同大女子短期大学部の学生
向けに食品の寄付を開始。賞味期限が近づいたパン、野菜、果物などが対象。
NPO法人が開催する「朝ごはんカフェ」で配布。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC305TR0Q2A131C2000000/
５）城北麺工
切り餅に食用コオロギパウダーを混ぜ込んだ「やまがたコオロギ玄米もち」を
発売。ハイジェントテクノロジー山形工場で飼育するコオロギと山形県産の
餅米を１００％使い地域循環モデル商品とした。
https://www.haguroan.co.jp/item-list?campaignId=7469
■関西ファッション連合ＳＤＧｓ推進サポーター活動報告
導入セミナーへの登壇や取組み企業への取材などを通じてＳＤＧｓの
推進を応援しています。導入事例紹介サイトでは現在３５社を掲載中！
https://peraichi.com/landing_pages/view/kanfasdgs
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３）だいぶ気になるコラボレーション戦略（日経ＭＪ１２月１日?３１日記事より）
マーケティング力を強化するために今やコラボレーションは欠かせません。
強みと強みを掛け合わせる仕掛けで顧客創造力を高めていきましょう！
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/collabo/
■富士の湯＆珈琲茶房かめのや
長野県松本市の喫茶店「珈琲茶房かめのや」と銭湯「富士の湯」がコラボして、
銭湯で提供している「かめのやコーヒーの湯」を家庭でも楽しめる商品を開発。
深煎りのコーヒー豆を使用しお湯に入れると豊かな香りが広がり肌もしっとり。
https://matsumoto.keizai.biz/headline/3686/
■太田ニット＆マウンテンディアー
衣料品デザイン・販売のマウンテンディアーは群馬県太田市産ニットの太田ニッ
トとコラボしマフラーとブランケットを開発。アウトドア向けでウール１００％
の二重構造となっているため、しなやかな肌触りで保温性に優れている。
https://www.atpress.ne.jp/news/338174
■ＪＲ西日本＆岡山県内酒蔵
ＪＲ西日本岡山支社は岡山県内２０に酒蔵とコラボし「ＯＫＡＹＡＭＡ ＳＡＫＡ
ＧＵＲＡ ＣＯＬＯＲＳ」を発売。各酒蔵が「雄町」など県内産の酒米に限定した
商品を１銘柄ずつ用意し、統一感あるデザインに仕上げた。
https://www.jr-furusato.jp/okayamacolors-sakagura/
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４）ちょっと気になる４Ｐ戦略（日経ＭＪ１２月１日～３１日記事より）
日経ＭＪ新聞の１ヶ月の記事からなにわのマーケティングコーチが厳選
したネタをピックアップ。４Ｐアクションの実践に向けたヒントにご活用
ください！バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/4p/
■PRODUCT（商品）戦略/CUSTOMER VALUE（顧客価値）
事例１）香りを楽しむブックカバーが登場！
和歌山県の井戸畳店は、イグサや畳文化の継承を目指して香りと手触りを楽しむ
イグサのブックカバーを商品化。カバーを閉じるボタン４色、ふちを彩るパイピ
ング１２色を組み合わせて４８パターンから選択できる。視覚と触覚に加えて
嗅覚でも価値を提供する商品でんな。
https://www.atpress.ne.jp/news/279751
事例２）ポンと入れればお茶が楽しめる？
静岡県のオリーブはお湯にポンと落とすだけで急須１杯分のお茶を楽しめるタブ
レット形茶葉の詰め合わせを商品化。富士山麓で栽培された品種や製法が異なる
緑茶７種類をパッケージ。これで濃すぎる薄すぎる問題から開放されまんな。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000112960.html
プロダクト戦略を妄想せよ！
イグサの香りのブックカバー、計量せずに美味しいお茶が飲めるタブレット形の
お茶。どちらも世の中に溢れている商品ではあるものの、ありそうでなかった
付加価値をちょっと足している。プロダクト（商品）は機能価値＋形状価値＋
心理価値の三層をしっかり多層化していきたいもんでんな。
■PRICE（価格）戦略/CUSTOMER COST（顧客コスト）
事例１）ふるさと納税は空の上でサクッと？
ピーチ・アビエーションは京都府京丹後市と組み、機内でふるさと納税ができる
実証実験を開始。利用者は事前にクレジットカードを登録し搭乗後に機内デジタ
ルサービスでふるさと納税専用ページにアクセスし返礼品を選択して寄付する。
これは日本初の取り組みで今後は泉佐野市、小牧市、有田市なども実験に参画す
る予定。空の上からサクッと納税って流行るかもね？
https://corporate.flypeach.com/cms/wp-content/uploads/2022/11/2022121-Press-Release-J.pdf
事例２）ＪＲ東日本が銀行代理サービスを開始！
ＪＲ東日本は一般顧客がネットで口座を開設し預金や住宅ローンなどの金融サー
ビスを利用できる「ＪＲＥ ＢＡＮＫ」を２０２４年春に開始予定。本サービスの
利用で新幹線の優待や駅ビルの商業施設で使えるポイントなどの特典を検討中。
事業会社に銀行システムを提供するBａａＳに参入するのは国内の鉄道会社とし
ては初めて。♪線路は続くよどこまでも・・・でんな。
https://www.jreast.co.jp/press/2022/20221213_ho3.pdf
プライス戦略を妄想せよ！
空の上でふるさと納税ができる仕組みは日本初。鉄道会社が銀行代理サービスに
参入するのは日本初。モノやコトが溢れる成熟市場においてはなかなか日本初は
生み出しにくい。注目度も高まるが、誰もやったことがない仕組みにはリスクも
伴うため「日本初」という称号は勇気の証とも言えまんな。
■PLACE（販路）戦略/CONVENIENCE（利便性）
事例１）東京駅で出来たて柿の種売りまんねん！
亀田製菓が東京駅内に開設した直営店では店内で調理した「亀田の柿の種」や
「ハッピーターン」を購入できる。柿の種はその場で揚げてかつお節をかけて
販売。ハッピーターンは通常よりもパウダーの量を増やして販売。こりゃクラ
フトビールを片手に行ってみたい店でんな（笑）
https://www.kamedaseika.co.jp/special/okashiland/
事例２）プラネタリウムは生演奏で宇宙の世界へ！
コニカミノルタプラネタリウムは暗闇の中で星空を見上げながら音楽の生演奏
やアーティストの歌声を楽しめる「ライブ・イン・ザ・ダーク」を提供。会場
ではバイオリン、ビオラ、コントラバスなど演奏者４人がショパンの曲を演奏
し時折アロマの香りも流れる。めっちゃ癒やされそうな仕掛けでんな。
https://planetarium.konicaminolta.jp/livedark/
プレイス戦略を妄想せよ！
東京駅で揚げたての柿の種を味わう。クラシックの生演奏を聴きながら満点の
星空を見上げる。どちらもその場へ行かなければ五感体験できない貴重な仕掛
けになっている。また揚げる人、演奏する人。そこには必ず人が要る。手間を
掛けてその場でしか体験出来ない価値を提供するのはまさにプレイス戦略の醍
醐味でんな。
■PROMOTION（販促）戦略/COMMUNICATION（コミュニケーション）
事例１）家康・信長・秀吉の日本酒をパッケージに！
岐阜商工会議所はNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせて徳川家康、織田
信長、豊臣秀吉をパッケージにした日本酒セットを企画。丸石醸造が甘い香り
の家康、日本泉酒造がすっきり辛口の信長と米のうまみを前面に出した秀吉を
商品化。こりゃ大河ドラマを見ながらちびちび呑まんとあきまへんな。
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/162412
事例２）松山のご当地キャラをＮＦＴで配信開始！
愛媛県はご当地キャラ「みきゃん」を題材にしたデジタルアート作品をＮＦＴ
（非代替性トークン）化して無料配信する実証実験を開始。県内外のアーティ
ストによる１７作品、計１０００枚程度を県庁など４ヵ所で無料配信する。各
会場に掲示するポスターからＱＲコードを読み込みメールアドレスを入力する
と作品を取得できる。次はポンジュースもデジタル化するかもね？
https://www.pref.ehime.jp/h12110/web3/nft.html
プロモーション戦略を妄想せよ！
岐阜のご当地キャラ秀吉、信長、秀吉がそれぞれ日本酒になり、愛媛のご当地
キャラみきゃんはデジタルアートになっていく。地方創生に注目が高まる中、
都道府県をイメージさせるキャラクターの役割は重要である。その知名度、
認知度、そして好意度を上げるべくご当地のキャラクターにはもっともっと
働いてもらわなあきまへんな。
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５）読んだら損するしょ?むない話
メルマガいちの人気コーナー。さて読んで損するか？読んでも損
しないか？それはやっぱり読んでみなけりゃわかりません（笑）
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/story/
今年は卯年。初出勤にあたり部長が新人ひとりひとりに今年の抱負
を聞いています。どんな抱負が飛び出すのやら・・・
部長「明けましておめでとう！いよいよ卯年の始まりやな。
みんな干支に因んで今年の抱負を発表してくれるか？」
新人A君「電話を取るときはええ声を出します。ホーホケキョって」
部長「そらウグイスや！」
新人B君「小さな卵しか埋めませんがとにかく沢山産み出します」
部長「そらうずらや！」
新人C君「蒲焼きでも蒸し焼きでも味わいのある人間を目指します」
部長「そらウナギや！」
新人D君「大きな魚から小さな魚までなんでもゴクリと飲み込みます」
部長「そら鵜や！」
新人E君「長い耳で部長の話をよく聴き目が真っ赤になるまで働きます」
部長「そらウサギや！っておうとるがな」
なかなか頼りになる新人達でしたね。
今年も引き続きしょ?むないネタにご期待ください。
卯年もあなたにとって笑顔溢れる一年になりますように！感謝！
◆◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆◆
「SMILE-MKメールマガジン」２０２３年１月１日第２３８年賀号
読者数：７１２名(１月１日現在)
編集者：なにわのマーケティングコーチ高橋健三(グロービスMBA大阪1st)
フェイスブック:http://www.facebook.com/kenzotakahashi2525
発行元：株式会社スマイルマーケティング
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