10.10
2022年10月1日第235号
まいどおおきに！スマイルマーケティングの高橋健三です！
いつもスマイルメルマガをご愛読いただきほんまにありがとうございます。
10月神無月が始まりましたが、ようやく本格的な秋の気候となり芸術、
スポーツ、読書、食欲など思い思いの秋を楽しんでおられることと思います。
そんな中、先月は神戸で「岡本太郎に学ぶ爆発的人生の歩み方」という
テーマで講演させていただきました。
「芸術は爆発だ！」という有名なフレーズでもお馴染みの太郎ですが、
改めてその生い立ちや、パリ時代、日本発見時代、太陽の塔などの内容で
岡本太郎の魅力についてお話しさせていただいた所「これからの自分は
もっと爆発したい」というコメントも含め、ご参加の皆さんに大変好評
をいただくことが出来ました。
自分自身これまで記念館や美術館や太陽の塔の内部など様々な接点で
岡本太郎の世界に触れてきましたが、改めて人にお話させていただくこと
でもっと深く太郎の世界に触れてみたいという気持ちになりました。
大阪中之島美術館での会期はまもなく終了しますが、この後名古屋、東京
でも展示会が開催されますので、流行りの「推し活」の一環として、
引き続き太郎の世界を追いかけていきたいと思います。
そして芸術と同じぐらい「マーケティングは爆発だ！！！」と言って
みたいものなのでありました（笑）
では今月も「SMILE-MKメールマガジン」をじっくりお楽しみください。
感謝！
■■■インデックスのご案内■■■
1）スマイルマーケティングトピックス
2）SDGsマーケティングアクション
3）だいぶ気になるコラボレーション戦略
4）日経ＭＪで見つけた「ちょっと気になる4Ｐ戦略」
5）読んだら損するしょ?むない話←神無月って何ですか？
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1）スマイルマーケティングトピックス毎月5日、15日、25日に
オンラインセミナーを開催しています。
但し、土日の場合は前後にスライド開催。
各セミナーの案内と参加申込がPeatixで出来るようになりました。お気軽にどうぞ！
■2022年秋の新プログラムのご紹介「ビジネス実践力トレーニング道場」を
リリースしました！なにわのマーケティングコーチが道場主となり、
若手社員の妄想力、発想力、構想力、そして実践力を4つのステップで
徹底的に鍛えるプログラムが完成。2時間のセミナー、半日のワークショップ、
1日のフィールドワーク、2泊3日のワーケーション。を通じて既存事業の強化と
新規事業の創出を実現します。詳しくはメールにてお問い合わせください！
お問い合わせ：info@smile-mk.comまで
■10月5日（水）第14回「ちょっと気になる4P戦略講座」
なにわのマーケティングコーチが独自の視点で日経MJからピックアップした記事を
ヒントにマーケティング妄想力を鍛えます。毎日生み出される妄想アイデアも
人気のコーナーとなりました。今月もお楽しみに！
日時：10月5日（水）19：00-20：30
会場：ＺＯＯＭオンラインにて
参加費：無料
ジャンル：マーケティング
講師：なにわのマーケティングコーチ高橋健三
申込はこちら https://peatix.com/event/3378393/view
■10月14日（金）第24回「楽しい知的探求！BTCワークスクラブ」
8月の「瀬戸内国際芸術際2022」のフィールドレポート、9月の「アート思考」に
続き「アートシンキング」第三弾。テックワーカー嶋田が9月に訪問してきた
欧州3ヵ国（フィンランド、オランダ、イギリス）で体感してきた、
アートとは何か？をレポートします！！
日時：10月14日（金）19：00-20：30
会場：ＺＯＯＭオンラインにて
参加費：無料
ジャンル：ビジネス＆テック＆クリエイティブ
講師：高橋健三、嶋田崇孝、浪本浩一
申込はこちら https://peatix.com/event/3378395/view
■10月25日（火）「大人の教養講座その10）大原孫三郎と聰一郎」
リベラルアーツをテーマに毎月1回お届けする新プログラム。今月は大原美術館を
創設した事業家大原孫三郎と聰一郎をご紹介。紡績事業に留まらず、金融、電力、
農業、医療、芸術と、倉敷を拠点に幅広い社会課題に対応してきた功績は、
これからのビジネスにも大いにヒントになることでしょう。
日時：10月25日（火）19：00-20：30
会場：ZOOMオンラインにて
参加費：無料
ジャンル：リベラルアーツ
講師：高橋健三
申込はこちら https://peatix.com/event/3378397/view
■なぜ？なにを？どのように？「SDGsマーケティング導入講座」開催中！
スマイルマーケティングでは未来の顧客を創造するサスティナブルな視点を
鍛えるため入門者向けのSDGs講座を開催中です。知識ゼロから基本を理解し
100個以上の事例から自社のアクションを発見できます。
詳しくはこちら：https://www.smile-mk.com/sdgs/
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2）SDGsマーケティングアクション（日経ＭＪ9月1日?30日記事より）
2022年は当たり前になってくるサスティナブルな事業運営。様々な企業の取り組みを
ヒントに17テーマから自社のアクションを考えてみましょう！
■各社のSDGsアクション
1）ミズノ
植林活動などによる二酸化炭素削減効果と生産で排出されるCO2分を相殺した
ランニングシューズ「WAVE NEO WIND」と「WAVE NEO ULTRA」を発売。上部には
リサイクルポリエステル、ソールには植物由来の素材を使用。
2）ビア・ザ・ファースト
企業や自治体などにある廃棄間際の災害備蓄品からつくるクラフト発泡酒の発売を
開始。原料の一部をアルファ米や乾パンで代用して千葉県柏市の醸造所
「こまいぬブルワリー」で製造。
3）Hanako
東急大井町線等々力駅ホームにライフスタイル誌「Hanako」と連携したショップ
「HANAKO STAND TODOROKI」がオープン。閉店中のパンの売店を廃材や古材で
レトロ調に改装し編集部のセレクトで約300品目を販売。
4）グンゼ
ペットボトルなどのラベルに使う収縮フィルムの製造過程で発生する廃棄部分を
ハンガーに再利用。廃棄部分を粒状にしたものと飲料用ペットボトルのキャップ
製造時に発生する端材を混ぜて原料としている。
5）日本旅行
二酸化炭素を実質ゼロにする新たなツアー商品を発売。特急や新幹線の切符と
ホテルをセットで販売し、国の認定制度「Ｊクレジット」の排出枠を購入して相殺。
旅行代金にクレジット購入額が上乗せとなる仕組み。
■関西ファッション連合SDGs推進サポーター活動報告導入セミナーへの登壇や
取組み企業への取材などを通じてSDGsの推進を応援しています。
導入事例紹介サイトでは現在35社を掲載中！
https://peraichi.com/landing_pages/view/kanfasdgs
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3）だいぶ気になるコラボレーション戦略（日経ＭＪ9月1日?30日記事より）
マーケティング3.0の実践モデルとしてコラボーレーションは当たり前の
一手になっています。誰と組めば新しい展開ができるか？
日々コラボ発想で取り組んで行きましょう！
バックナンバーはこちらhttps://www.smile-mk.com/blog/category/collabo/
■タニタ＆城東テクノ
タニタは住宅建材メーカーの城東テクノとコラボして住宅の床に埋め込む
タイプの体組成計を開発。住宅の床下点検口の蓋に組み込む製品で、洗面所など
日常的に立ち止まる動線上に配置した。
https://www.tanita.co.jp/press/detail/2022/0825/
■良品計画＆エアビーアンドビー
無印良品を展開する良品計画はエアビーアンドビーとコラボして、全国の空き家や
商店街の空き店舗などを共同で宿泊施設として再開発する。第1弾として
北海道清水町の住宅3軒のリノベーションを開始。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001308.000000987.html
■ビームス＆マクアケ
ビームスはクラウドファンディングサイト運営のマクアケとコラボし地方の
産業支援を推進。先ずは中国地方の事業者と共同でデニム、備前焼、熊野筆など
地元素材を使った16点をマクアケサイトに掲載。
https://www.makuake.com/partner/beams/
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4）ちょっと気になる4Ｐ戦略（日経ＭＪ9月1日-30日記事より）
このコーナーでは1ヶ月分の日経ＭＪの記事を100本以上切り抜いた上で、
次の一手のヒントになる記事を厳選し4Ｐのフレームで紹介。
マーケティング発想力を鍛えるヒントにご活用ください！
バックナンバーはこちらhttps://www.smile-mk.com/blog/category/4p/
■PRODUCT（商品）戦略/CUSTOMER VALUE（顧客価値）
事例1）かるたの絵柄は魚のうろこでんねん？
千葉印刷は見て触って魚のうろこが楽しめるかるた「さかなかるた」を発売。
取り札と読み札を各24枚で構成し、取り札に魚の特徴となる模様やうろこをカラーで
印刷。うろこの凹凸や質感も楽しむことができ価格は3960円なり。かるたしながら
お酒が進みそうでんな（笑）
https://www.sakanakaruta.jp/
事例2）埼玉24酒蔵の日本酒を一合缶でセットに！
agnaviは埼玉県の24の酒蔵の日本酒を1合サイズの缶「一合缶」で発売。
1セット24缶入りで1万6500円也。缶はアグナビがデザインして赤、桃色、黄色、
水色など見た目でも楽しむことができる。お気に入りの銘柄を見つけるには
素敵なセットでんな。
https://camp-fire.jp/projects/view/615168
プロダクト戦略を妄想せよ！
魚のうろこに着目して生み出されたかるた。瓶ではなくアルミ缶に入った日本酒。
どちらも完成品をみればなるほど！と思うかも知れないが、誰も見たことがない
商品を生み出すのは相当な勇気も必要。そのような意味でクラウドファンディングは
チャレンジ精神溢れる企業にとって有り難い選択肢になってきましたな。
■PRICE（価格）戦略/CUSTOMER COST（顧客コスト）
事例1）我が町はタクシー5000円で乗り放題！
香川県のコトバスMXは、琴平町でタクシーの定額乗り放題サービスを開始する。
専用アプリで車を手配し、町内に設定された200ヵ所で乗り降りが可能。
高齢者や子供の塾の送迎など需要を見込んでいる。価格は月額5000円。
家族1人の追加は500円。こりゃ毎日町をウロウロしてしまいそうやな（笑）
https://www.kotobus.com/mobi/
事例2）映えるスポットで撮影したら補助金どうぞ？
三重県松阪市は、市外に住む人が松阪城跡など「松阪の映えスポット」で
結婚、出産、還暦など人生の節目を記念撮影した場合に、衣装代や撮影費用などの
経費1／3を補助する制度を開始。写真データは観光ＰＲなどで活用する。
市に登録している15事業者のサービス利用が必要。
先ずはロケハンに行ってみるか（笑）
https://matsusaka-info.jp/memorialphoto/
プライス戦略を妄想せよ！
自分の暮らす琴平町でタクシーに乗り放題。自分が暮らさない松阪市で記念写真を
撮ったら補助金。定額タクシーは人の移動機会が増えることで商店などの経済効果が
期待できる。松阪市の補助金はロケハンのために来訪者の増加が期待できる。
プライス戦略で人の行動を促すのはヒントになりまんな。
■PLACE（販路）戦略/CONVENIENCE（利便性）
事例1）アスクルLOHACOはゆっくりと届けますねん？
アスクルのネット通販「LOHACO」は通常より通日遅い配達を選べる実証実験を開始。
特典としてスマホ決裁のPaｙPaｙのポイントを付与して利用を促す。日曜日は注文が
集中するため、配達日を分散させて物流や環境負荷軽減につなげることが狙い。
これからはゆっくり配達でスローな時代になるかもね？
https://shopping.yahoo.co.jp/promotion/campaign/otokushiteibin/
事例2）日本の伝統工芸品をアメリカで売るで?！
JTBの米国子会社は日本の伝統工芸品のEC販売を開始。東京や京都などで人気の
観光地の産品を中心に展開する。商品はイグサのヨガマット、鬼瓦のティッシュ
ケースなど約1200種類。旅行会社も人を運ばずモノを運んで生き残る時代でんな。
https://store.jtbusa.com/ja
プレイス戦略を妄想せよ！
ECサイトは利便性を追求するため翌日配達、当日配達としのぎを削ってきたが、
全ての商品が急ぎで要るわけではないので、逆にゆっくり届く方が有り難いケースも
ある。そしてコロナ禍で人の移動が激減した旅行業界にとってモノの流通は
いい一手である。現地のネットワークを含め沢山の情報を持つ旅行会社のEC事業は
台風の目になるかもね？
■PROMOTION（販促）戦略/COMMUNICATION（コミュニケーション）
事例1）その悩みはブッダが答えてしんぜよう
京都大学はAIを活用し、ブッダに扮したキャラクターとARで会話ができるシステムを
開発。仏教の教えをもとに1000パターンの回答を返すことができる。例えば
「どうすれば幸せになれますか」と聞くと「怠けずに努力しよく考えることで
本当の幸せが得られる」と回答。こりゃスマホに向かってブツブツいう人が
増えそうでんな（笑）
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2022-09-07-1
事例2）一軒家に泊まって移住考えてみまへんか？
長野県の野沢温泉観光協会は、移住希望者向けに一軒家を貸し出す
「野沢温泉村お試し住宅プラン」を開始。ホテルや旅館と違い、自分で買い物や
料理をすることで移住後の生活をイメージしてもらう。冷蔵庫、電子レンジ、
調理器具などが完備され1人1万円なり。旅行以上移住未満のニーズにリアルに
応える仕組みでんな。
https://nozawakanko.jp/trial_stay_plan/
プロモーション戦略を妄想せよ！
予測不能なVUCAの時代、ブッダが経営者に悩みにも答えてくれるなら有り難い。
お釈迦さまだけに10人や20人ぐらい同時に相談してもきっと答えてくれそうな気が
する。また地方創生が叫ばれるなか、都会に暮らす人をターゲットにして移住を
提案する地方が増えている。とはいえ他と同じ方法では差別化ができないので、
仕掛ける方にも柔軟な発想が要りまんな。
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5）読んだら損するしょーむない話
このコーナーは何の役にも立たないが、案外人気が高いコーナーでもある。
まさに時代は「役に立つこと」から「意味のあるもの」に移行しているのかも
知れない。いやここは意味もないコーナーなのであった（笑）
https://www.smile-mk.com/blog/category/story/
1 0月は神無月とも言いますが、そんな言葉はZ世代には通じないかもしれませんね。
今日は部長とZ世代の会話を覗いてみましょう。
部長「いよいよ今年も神無月に入ったな。」
A君「部長！かんなつきってなんですか？芸人ですか？」
B君「いやいやかんなは大工道具やで。うちの親父が大工やったから知ってる」
C君「第九（だいく）というたらベートーベンの曲やな」
D君「えっ？ベートーベンって大工やったん？」
E君「そうそうカンナが上手い大工で有名やってん。知らんけど」
F君「それでピアノはあんなつるっつるに仕上がってる訳か・・・」
部長「君らなんの話をしとんねん？神さまが聞いて呆れてるで！」
全員「大丈夫です！今月は神さまがみ?んな出雲に集まってはるんで」
Ｚ世代の若者達もなかなか物知りでしたね。
良かった良かった。
来月も引き続きしょ?むないネタにご期待ください。
10月もあなたにとって笑顔溢れるひと月になりますように！感謝！
◆◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆◆
「SMILE-MKメールマガジン」2022年10月1日第235号
読者数：709名(10月1日現在)
編集者：なにわのマーケティングコーチ高橋健三(グロービスMBA大阪1st)
フェイスブック:http://www.facebook.com/kenzotakahashi2525
発行元：株式会社スマイルマーケティング
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