10.11
2021年10月1日第223号
まいどおおきに！スマイルマーケティングの高橋健三です！
いつもスマイルメルマガをご愛読いただきほんまにありがとうございます。
長かった緊急事態宣言が明け１０月１日を迎えました。まだまだ慎重な行動
が必要ですが、可能な範囲で府県を越え行動力を高めて行きたいものですよね。
人は行動が制限されるとどうしてもインプットの量が減り、やがて発想する
力も衰えてくると思います。せっかく緊急事態宣言が解除されたので思考の
リハビリの意味も込めて、沢山の場所へ出掛けいろいろな人や様々なモノに
出会いたいものですね。
ちなみに本日１０月１日は下期のスタートでもあり沢山の記念日があります。
たとえばコーヒーの日、日本茶の日、日本酒の日、しょうゆの日、ネクタイ
の日、メガネの日、デザインの日、国際音楽の日、香水の日、食文化の日
などなど先ずは身近なところから発想力を高めたいものですね。
さらに秋は行楽、音楽、スポーツ、読書、芸術と様々なタイトルが付きます
ので、五感をフル活用しマーケティング感性を取り戻したいと思います。
先日、日経MJに掲載されたマーケッター・オブ・ザ・イヤーにおける評価
項目は、新規性、市場創出力、影響力、売れ行きの４つ。そして商品、価格、
販路、販促の４Pに分類されるマーケティングの企画力や実践力を評価した
とありました。
人は五感で沢山の情報をインプットしますが、リモートワークの環境下では
視覚と聴覚の二感しか使っていません。つまりインプットセンサーの４０％
のみとなります。
この秋はインプットセンサーをフル稼働させ、読者のみなさんにもリアルで
そして五感で交流できることを楽しみにしています。
では今月も「SMILE-MKメールマガジン」をじっくりお楽しみください。
感謝！
■■■インデックスのご案内■■■
１）スマイルマーケティングトピックス
２）SDGｓマーケティングアクション
３）だいぶ気になるコラボレーション戦略
４）日経ＭＪで見つけた「ちょっと気になる４Ｐ戦略」
５）読んだら損するしょ～むない話←お出かけの言い訳づくり・・・
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１）スマイルマーケティングトピックス
毎月５日、１５日、２５日にオンラインセミナーを開催しています。
但し、土日の場合は月曜日にスライド開催。各セミナーの案内と参加申込が
Peatixで出来るようになりました。すべて無料ですのでお気軽にどうぞ！
■１０月５日（火）第２回「ちょっと気になる４Ｐ戦略」
なにわのマーケティングコーチが独自の視点で日経MJからピックアップした
記事をヒントにマーケティング妄想力を鍛えます！
日時：１０月５日（火）１９：００～２０：３０
会場：ＺＯＯＭオンラインにて
ジャンル：マーケティング
講師：高橋健三
申込はこちらまで：info@smilebtcworks.pro
■１０月１５日（金）第１２回「ＢＴＣワークスクラブ」
ビジネス、テクノロジー、クリエイティブの視点からミニセミナーを開催。
真善美を目指し次の一手を考えましょう！
日時：１０月１５日（金）１９：００～２０：３０
会場：ＺＯＯＭオンラインにて
ジャンル：ビジネス＆テック＆クリエイティブ
講師：高橋健三、嶋田崇孝、浪本浩一
申込はこちらまで：info@smilebtcworks.pro
■１０月２５日（月）第４回「なるほどオモロイ縄文入門講座」
北海道・北東北の縄文遺跡群の世界文化遺産登録を祝して縄文の基礎を
クイズ形式で楽しく学ぶ講座です。
日時：１０月２５日（月）１９：００～２０：３０
会場：ZOOMオンラインにて
ジャンル：リベラルアーツ
講師：高橋健三
申込はこちらまで：info@smilebtcworks.pro
■なぜ？なにを？どのように？「SDGsステップ導入講座」開催中！
スマイルマーケティングでは未来の顧客を創造するサスティナブルな視点
を鍛えるため入門者向けのSDGs講座を開催中です。
知識ゼロから基本を理解し１００個以上の事例から自社のアクションを発見。
詳しくはこちら：https://www.smile-mk.com/sdgs/
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２）SDGｓマーケティングアクション（日経ＭＪ９月１日～３０日記事より）
サスティナブルな視点での経営が前提となる２０２１年。様々な企業の
取り組みをヒントにしながら次の一手を考えていきたいものですね。
■各社のSDGｓアクション
１）ＢＣＬカンパニー
環境に配慮した化粧品の新ブランド「Taviea（タヴィア）」を立ち上げ。
ごみを減らすために大容量にした他、自然環境に負担をかけない原材料を採用。
化粧水や保湿クリームなど６種類を展開。
２）岡山手延素麺
麺の結束テープに寒天を使い、束ごとゆでられる商品「エコらく麺」を発売。
結束テープは湯に漬けて１～２秒で溶けるため手間とゴミを同時に減らすこと
ができる。寒天は伊那食品が製造。
３）宝酒造
従来捨てられていたレモンなどの果皮を使い、エシカルを意識した新ブランドの
チューハイ「すみか」を発売。アルコール分５％でレモン、ゆず、ぶどうの３
種類を展開。
４）近鉄バス
大阪市内と東大阪市内の２路線に２０２２年電気バスを導入。中国ＢＹＤの日本
法人ビーワイディジャパン製のバスを採用。関西電力の試算によれば１０年間で
約４２８トンのＣＯ2削減が可能。
５）ぶどうの木
ロールケーキなどの製造工程で生まれる端材や副産物など「はじっこ」を使った
商品「Hazico（はじこ）」を２年前から展開し今後拡充。１０年ほど前から
カステラやバウムクーヘンの端材を包装し販売している。
６）ヤッホーブルーイング
老舗酒蔵の戸塚酒造と共同で余ったビールを使ったクラフトジンを製造。緊急
事態宣言の影響で出荷できなかった約６０００リットルのビールを 戸塚酒造に
運び蒸留作業などを通じてジンに仕上げる。
■関西ファッション連合ＳＤＧｓ推進サポーター活動報告
導入セミナーへの登壇や取組み企業への取材などを通じてＳＤＧｓの推進
を応援しています。導入事例紹介サイトでは現在２７社を掲載中！！！
https://peraichi.com/landing_pages/view/kanfasdgs
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３）だいぶ気になるコラボレーション戦略（日経ＭＪ９月１日～３０日記事より）
コラボレーションはたまに仕掛けるものではなく日々の業務になりつつ
あります。これからはコラボ発想で提供価値をアップしていきましょう！
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/collabo/
■モスバーガー＆獺祭
モスフードサービスは旭酒造とコラボし獺祭の甘酒をソースに使用したライス
バーガーを海外で発売。かば焼きソースに獺祭の甘酒を加えた「白焼きうなぎ」
を台湾で「海鮮かき揚げ」をシンガポール、香港で展開。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1351689.html
■マルコメ＆ベイシア
大手スーパーのベイシアはマルコメとコラボしさば缶「お魚屋さんの鯖味噌
麹煮」を共同開発。原料にはマルコメの味噌と生塩こうじを使用。サバは千葉
県銚子漁港で冬場に水揚げされたものを使った。
https://www.marukome.co.jp/news/release/detail/20210826/
■モンベル＆秋田県にかほ市
秋田県にかほ市はモンベルとコラボし野外活動の拠点施設を整備する。２０２３
年５月の開設に向け、同社の野外活動のノウハウを活かし、登山やトレッキング、
サイクリング、スノーシューなどを通じた観光誘致につなげる。
https://about.montbell.jp/release/disp.php?id=465
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４）ちょっと気になる４Ｐ戦略（日経ＭＪ９月１日～３０日記事より）
このコーナーでは１ヶ月分の日経ＭＪの記事を１００本以上切り抜いた上で、
次の一手のヒントになりそうなものを厳選し４Ｐのフレームで紹介しています。
マーケティング発想力を鍛えるヒントにご活用ください！
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/4p/
■PRODUCT（商品）戦略/CUSTOMER VALUE（顧客価値）
事例１）今日から我が家は焼き鳥屋さん？
老舗料理道具店の釜浅商店は、国内外の飲食店に炭火焼台を納めてきた経験を
活かし家庭用に「釜浅の炭火焼台」を２万２０００円で発売。プロが使う業務
用モデルを家庭でも使いやすいサイズにまとめ、外側はサビに強いステンレス
製、火力の調整がしやすい風窓付きとした。あとは串に刺して焼くだけやな（笑）
https://kama-asa.com/item-list?campaignId=2577
事例２）ニッポン４７都道府県をお米で制覇！
ファミリーマートはネットなどを通じて全国の新米を販売。ＪＡ全農が持つ
ネットワークと国内１万６０００店の店舗網を活かし、販売拡大につなげる。
北海道のゆめぴりかや青森県の青天の霹靂など４７都道府県の銘柄を揃え１袋
５キロを２７００～３３００円で販売。こりゃお米で全国へ旅できまんな。
https://www.family.co.jp/campaign/spot/2021_40th/iikoto/2108_gift-yoyaku.html
プロダクト戦略を妄想せよ！
おうちでごはんを食べる機会が増える中、焼き鳥屋さんの味を再現できる家庭
用の本格炭火焼き台が登場し、ファミマでは４７都道府県から全国のお米が買
える。お米の食べ比べも嬉しいが、家が焼き鳥屋になるのも有り難い。おうち
市場に次は何が登場するのか？期待が膨らみまんな。
■PRICE（価格）戦略/CUSTOMER COST（顧客コスト）
事例１）うちのオフィスは総ヒノキでんねん？
静岡県富士市は地元のヒノキ材を使った店舗や事務所に対して補助金を助成する
制度を新設。１件あたり５０万円の助成で富士ヒノキのブランド化を推進する。
補助対象は富士市もしくは富士宮市でとれたヒノキで、静岡県から「しずおか
優良木材認証製品」を受けた木材。総ヒノキのお風呂もええけど、総ヒノキの
オフィスもええがな。
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/sangyo/c0708/rn2ola000001oujf.html
事例２）ふるさと納税で守る文豪のふるさと！
千葉県我孫子市は管理する作家、志賀直哉の書斎を修復するためふるさと納税を
導入。７５万７０００円を目標にクラウドファンディング型ふるさと納税を展開。
志賀は我孫子市内に住まいを構え「和解」「暗夜行路」などの代表作を執筆。書
斎は志賀自身が設計に関わった。これぞほんまのふるさとへの納税でんな。
https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=130
プライス戦略を妄想せよ！
富士市は富士ヒノキの普及を目指し補助金を設定。我孫子市は志賀直哉の書斎を
守るためふるさと納税を実施。自分のためだけにお金を使うのではなく、地元の
産品や地元の文化を守るための支出は、これからのお金の使い方になるのかも知
れまへんな。よっ！タニマチ！
■PLACE（販路）戦略/CONVENIENCE（利便性）
事例１）サメに喰われるか？シャークミュージアム！
宮城県気仙沼市には国内唯一のサメの博物館「シャークミュージアム」があり
体長５メートルで大口を開けた人食いザメが来場者を迎えてくれる。世界各地
にはサメは約５００種生息しているとされているが、ここには分類分けされた
１０７属全てのサメが紹介されている。館内の水槽にはトラザメなど小型のサ
メも飼育中。ここに行けばサメ博士になれるかもね！
http://www.uminoichi.com/museum/index.html
事例２）恐竜に喰われるか？長崎市恐竜博物館！
長崎市は約８１００万年前の恐竜時代の地層がある野母崎地区で長崎市恐竜
博物館を開業する。オランダの自然史博物館、福井県立恐竜博物館とのコラボ
を通じ、世界に通用する恐竜研究の拠点化を目指す。巨大ティラノザウルスの
骨格標模型が展示の目玉で長崎のもざき恐竜パークに開設される。ここに行け
ば恐竜博士になれるかもね！
https://www.at-nagasaki.jp/feature/dinosauria_nagasaki/dinosauria0_nagasaki/
プレイス戦略を妄想せよ！
府県を越えた移動が自由にできる中、できれば地元の魅力を発信する博物館を
チェックしてみたいものである。シャークについても恐竜についても何となく
の知識しかないので、それぞれ半日ぐらい時間をとってじっくり学んでみるこ
とで自然科学の見聞を深める機会になることだろう。新たなジャンルで物知り
博士を目指すのもよろしおまんな。
■PROMOTION（販促）戦略/COMMUNICATION（コミュニケーション）
事例１）働く基準は男女同じですねん！
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはここで働く従業員の髪の明るさやメーク
のルールなどドレスコードを男女で統一。国籍や宗教など文化的な背景を尊重
する観点からボディピアスやタトゥーも制服に隠れれば許容する。髪色のトー
ンも女性の方が明るくまた女性には清潔感のある自然なメークを求めていたが、
それぞれ男女で統一した。まさにユニバーサルな意志決定でんな。
https://www.usj.co.jp/web/ja/jp
事例２）社員の強みをみんなで共有しまんねん！
味の素は社員のスキルなどの集約した新しい人事関連システムの運用を開始。
これまで人事部や上司に限られていた社員の専門分野やキャリアに関する情報
をすべての社員がお互いに把握できるようになる。まず国内外の約４０００人
の社員を対象に実施する。こりゃ社内の人材発見しやすくなりそうでんな。
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/viewer.html?pdfurl=https%3A%2F%2Ftopics.ajinomoto.co.jp%2Fassets_topics%2Fpdf%2F2021_09_16.pdf&clen=646181&chunk=true
プロモーション戦略を妄想せよ！
働き手が減少する時代において男のルール、女のルールを撤廃し国籍や性別
を問わず幅広い人材が活躍できるユーエスジェイにはこれからも応募が増える
ように思う。また先が読めない時代の中でプロジェクトを立ち上げる際に社員
の強みを全社で見える化する味の素の仕組みもこれからのスタンダードになる
ように思う。人材の見える化は新たな価値創造に繋がりそうでんな。
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５）読んだら損するしょ～むない話
このコーナーは何の役にも立たないが、案外人気が高いコーナーでもある。
まさに時代は「役に立つこと」から「意味のあるもの」に移行しているのかも
知れない。いやここは意味もないコーナーなのであった（笑）
https://www.smile-mk.com/blog/category/story/
■お出かけの言い訳づくり
緊急事態宣言が解除され府県を越えて移動したいところですが、家族の目や
世間の目もなかなか厳しいので、記念日にかこつけて正当な理由を妄想して
みました。どやさ！
１０月 ３日「登山の日」
行けねばならぬ。山が俺を呼んでいるぅ～
１０月１０日「銭湯の日」
運動会で泥だらけになったのでお風呂行ってこよっと。
１０月１２日「大陸発見記念日」
昨日コロンブスが夢に出てきて君にも発見できるで！やって。
１０月１９日「バーゲンの日」
生活費を切り詰めるため使命感を持って買ってきます！
１０月２５日「リクエストの日」
誰かが呼んでいるように思う。たぶん誰かが・・・
みなさんもどうぞ気をつけてお出かけください！
来月も引き続きしょ～むないネタにご期待ください。
１０月もあなたにとって笑顔溢れるひと月になりますように！感謝！
◆◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆◆
「SMILE-MKメールマガジン」２０２１年１０月１日第２２３号
読者数：６９９名(１０月１日現在)
編集者：なにわのマーケティングコーチ高橋健三(グロービスMBA大阪1st)
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発行元：株式会社スマイルマーケティング
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