05.15
2020年5月1日第206号
まいどおおきに!スマイルマーケティングの高橋健三です!
いつもスマイルメルマガをご愛読いただきほんまにありがとうございます。
5月6日である程度収束の目処が立つかと思われていた緊急事態宣言も延期になるようですが、ここ1ヶ月程度で在宅勤務、リモートワーク、オンラインミーティングなど未知の体験にも少し慣れてきたようにも感じております。
お陰さまでオンラインでもしっかり笑いが取れるようになりました(笑)
そのような環境の中、マーケティング界の大御所フィリップ・コトラー教授がアフターコロナに向けてコメントを発表されておりましたのでご紹介します。
新型コロナウイルスの感染拡大を前にして「自分たちの元の生活に戻りたい」と思っているが、振り返ってみれば多くの人にとってその生活がそれほど良いものだったかといえば、必ずしもそうではなかった。多くの人は貧しかったし、おなかを空かしていたし、そして何より働きすぎていた。
今回の出来事をきっかけにして元に戻るのではなくいろいろなことを変えていくことになるだろう。
多くの人々が充実し満足する生活ができる機会を得られる「ニューノーマル」を作るべきと述べています。
困難を乗り越えながら企業は「顧客」「従業員」「取引先」など誰にどんなサービスを提供するのかを、長い間築いたブランドや評価を損なうことなくできるかどうか。
決断の在り方によって様々な影響が出てくるはず。
今後を考えたとき、経営者には3つの選択肢がある。
1つ目はそれまでやってきたことを継続する。
2つ目は新しい戦略に移行する。
3つ目は経営することをあきらめ会社を売却したり、場合によっては破産する。
ここでコトラー教授は2つ目の新しい戦略への移行を支持しています。
つまりは新しい状況に適応しながら回復力を高め、創造力を発揮する在り方を。
そのためには顧客と従業員にとってベストな方法を選択するため、徹底したブレーンストーミングをすることを挙げています。
アフターコロナのキーワードは「ニューノーマルマーケティング」
この時間を決して無駄にせず、自社にとって新しい戦略とは何なのか?しっかりじっくりたっぷり考えておきたいものですね。
一人で考えるのが苦手な方は気軽になにわのマーケティングコーチにお声掛けください。喜んで共に次の一手を妄想させていただきます!
いつかは収束するその日に向かってスマイルな未来を考えていきたいと節に願う5月の始まりなのでありました。
皆さんの笑顔に再び会える日を楽しみにしております。
では今月も「SMILE-MKメールマガジン」をじっくりお楽しみください。
感謝!
■■■インデックスのご案内■■■
1)スマイルマーケティングトピックス
2)SDGsマーケティングアクション
3)だいぶ気になるコラボレーション戦略
4)日経MJで見つけた「ちょっと気になる4P戦略」
5)読んだら損するしょ~むない話←5月5日は〇〇〇の日
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1)スマイルマーケティングトピックス
4月以降はオンラインで講演、セミナー、ミーティングを行っております。
在宅勤務の方も気分転換に是非ご参加ください!
■5月2日第4回ZOOM自主練習会
オンラインでの受講やミーティングに慣れるため毎回テーマを変えてZOOMの自主練習会を開催しています。
パソコンがなくてもスマホやタブレットから気軽に参加できます。この機会に是非、初体験を!うふふ。
日時:5月2日(土)13:00~15:00
各地:ZOOMにてオンライン開催
定員:20名
プログラム:ZOOMの使い方レクチャー
テーマ講座「松浦武四郎」
北海道の名付け親と呼ばれた冒険家のお話です。
参加費:0円
講師:なにわのマーケティングコーチ高橋健三
主催:スマイルマーケティング
お申し込みはinfo@smile-mk.comまで
参加者には別途アクセス用URLをお知らせします。
■「ニューノーマルマーケティング」へのブレスト参加
新しい戦略を考えるためのブレーンストーミングに参加させていただきます。
緊急事態宣言の継続中は無料で対応しますのでお気軽にお声掛けください。
ご相談はinfo@smile-mk.comまで
■2時間で学ぶマーケティングオンライン講座×12本ご案内!
こんな時だからこそ在宅でもビジネススキルを鍛えておきたい!
そんな方にオンライン講座をご提供。新人研修にも活用できますので気軽にお声掛けを!
すべての階層向け
NO1:2020マーケティングトレンド集中講座(2時間)
NO2:マーケティング妄想バー(2時間)
経営層向け
NO3:勝手万博俺のパビリオン構想講座(2時間)
NO4:社長マーケティング実践講座(2時間)
NO5:大人のマーケティング教養講座(2時間)
マネージャー層向け
NO6:AIマーケティング学習講座(2時間)
NO7:SDGsマーケティング活用講座(2時間)
NO8:サブスクマーケティング導入講座(2時間)
NO9:コラボマーケティング発見講座(2時間)
NO10:縄文型マーケティング発掘講座(2時間)
若手社員向け
NO11:マーケティング発想入門講座(2時間)
NO12:B2Bマーケティング習得講座(2時間)
お問い合わせはinfo@smile-mk.comまで。
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2)SDGsマーケティングアクション(日経MJ4月1日~30日記事より)
このような状況下においてSDGsアクションは益々ベーシックな企業活動になってきたことを実感しています。
アフターコロナの第一歩は先ず自社のSDGsテーマを見つけることから始まりそうですね!
■各社のSDGsアクション
1)資生堂
高価格帯のスキンケア化粧品ブランド「BAUM(バウム)」の容器の一部に木材を使用。
家具メーカーのカリモク家具の協力で家具の製造工程で生じた不要な木材を再利用。
2)イワタ
老舗寝具メーカーとしてサスティナブルな循環型商品を発売。
使用する生地や詰め物などの素材は無漂白、無染色、蛍光増白剤未使用。漂白や染色を省き水資源の有効利用とCO2排出を抑制。
3)アシックス
2020年夏からシューズの箱を環境配慮型の素材に切り替え。箱に100%の再生紙を使い紙の使用量も従来より1割削減。
インクも水性に切り替え使用量を5割削減。15年比でCO2排出量を55%減らす。
4)花王
米国で発売する新ブランド「MyKirei by KAO(マイキレイバイカオウ)」で容器のプラスチック使用量を従来の半分に減らした「エアインフィルムボトル」を採用。
ESG戦略を落とし込んだ初のブランドに。
5)ミニストップ
千葉市内の3店舗で自治体指定のゴミ袋をレジ袋として販売する実証実験を開始。
購入した商品をゴミ袋で持ち帰ることで、新たに購入する手間や出費を抑えることが可能に。
■大商によるSDGs取り組み診断について
大阪商工会議所では自社がSDGsに取り組む際に17のテーマからどの目標を設定すれば良いかを診断するサービスを提供しています。
日頃の活動の中から自社にピッタリのテーマを発見しましょう!
http://www.osaka.cci.or.jp/sdgs/checksheet.html
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3)だいぶ気になるコラボレーション戦略(日経MJ4月1日~30日記事より)
アフターコロナでは共生という言葉も欠かせません。これまではビジネスの視点でのコラボレーションでしたが、これからは社会の視点でのコラボレーションも増えていくことでしょう!
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/collabo/
■JR山手線原宿駅&猿田彦珈琲&ポーター
猿田彦珈琲は東京23区内での最大店舗をJR山手線原宿駅の駅舎内に開
業。駅長や駅員と共同開発した「原宿ブレンド」と共に限定マグカップも販売。
かばんブランド「ポーター」と開発した畳むとコーヒー豆になるかばんも取り扱う。
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/2020-03-21-sarutahiko
■嵐電嵐山本線&井筒八ッ橋本舗&不二家
井筒八ッ橋本舗は開業110周年を迎えた嵐電嵐山本線と創業110周年の不二家の共同企画商品を発売。
ミルキーに使う練乳を白あんに合わせて生八ッ橋で包んだ「生八ッ橋夕子」を嵐電嵐山駅の店舗で販売。
http://www.yatsuhashi.co.jp/news/blog/news_200324_01.html
■三陸鉄道&白石食品工業&ローソン
白石食品工業とローソンは三陸鉄道の全線復旧を受け「がんばれさんてつ!パンケーキ」を発売。
ヤマブドウや牛乳など三鉄沿線自治体の食材を使い
パッケージに三鉄車両をあしらった。
https://www.iwanichi.co.jp/2020/03/19/1484285/
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4)ちょっと気になる4P戦略(日経MJ4月1日~30日記事より)
なにわのマーケティングコーチは日経MJの記事を毎月100本以上切り抜き各社の最新アクションを研究しています。
このコーナーでは数多くの記事の中から次の一手のヒントになるものを8本のみ抜粋して紹介。
4P発想力を鍛えて参りましょう!今月はコロナ感染対策の打ち手をピックアップしています。
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/4p/
■PRODUCT(商品)戦略/CUSTOMER VALUE(顧客価値)
事例1)子どもに嬉しい手洗いタイマー登場!
サーモポート社は手を触れずにスタート、ストップの操作ができる手荒い用タッチレスタイマーを発売。
手をかざすだけでタイマーを起動できアラーム音の有無も選べる。
文字も23ミリと大きく見やすく防滴構造の抗菌仕様で2900円也。子どもが居る家庭には嬉しい一台でんな。
http://www.thermoport.co.jp/product/tlesstimer/
事例2)お年寄りに嬉しいお箸のゲーム登場!
コミー社は介護施設や高齢者福祉施設でのレクレーション向けに指先の機能回復に役立つゲーム「箸タイム」を開発。
ピーナツを箸でつまんで移動させて数を競う「箸ピー」と挟んだり開いたり5種類の箸使いでリングを動かす「箸リン」の2種類をセットにして3500円也。
お年寄りが居る家庭には嬉しい一台でんな。
https://www.hashiwaza.jp/?pgid=k7454ejv-64bfc7af-aa57-4349-818f-ca2aa5ce0ad4
プロダクト戦略を妄想せよ!
感染予防に欠かせない手洗いの時間をタッチレスで教えてくれるタイマーも自宅に引きこもりがちな高齢者の認知症予防にも繋がるお箸を使ったゲームも今の状況から生まれたアイデアですよね。ピンチをチャンスにする発想を大いに見習いたいもんでんな。
■PRICE(価格)戦略/CUSTOMER COST(顧客コスト)
事例1)家具と家電は月額3100円なり!
衣料品レンタルのエアークローゼットは寝具の西川などと協業しマットレスや美容家電などをサブスクで貸し出すサービス「エアクロモール」を開始。
月額3100円で西川のマットレスやヤーマンの美容家電をレンタルする。
利用者は気に入った商品を割引価格で購入が可能。小売店が臨時休業する中、お試しできるのはちょっと嬉しいかも?
https://mall.air-closet.com/
事例2)全国の餃子は月額4980円なり!
日本の焼き餃子文化を育てる焼き餃子協会は全国から選んだ逸品ギョーザを月額4980円で届ける「お取り寄せ餃子頒布会」を開始。会費を払った翌月に生産者から直送される方式で第1回は北海道民に愛される「ぎょうざの宝永」第2回は宮崎県の「たかなべギョーザ」を予定。こりゃ47都道府県を制覇したいもんでんな。
https://note.com/ch1cala/n/na8714f5c894a
プライス戦略を妄想せよ!
最近、様々なジャンルに拡がりを見せているサブスクリプションだが外出自粛と小売店の臨時休業を受け、さらに色々な商品やサービスがサブスク化することが予想される。大人の消費に限らず、なかなか学校に通えない子ども達の自宅学習で新たなサービスが生まれそうでんな。
■PLACE(販路)戦略/CONVENIENCE(利便性)
事例1)買い物はタクシーが行ってくれるで?
横浜市の三和交通は外出がままならない人向けに買い物を代行する「おつかいタクシー」の運行を開始。
ドライバーが日用品や食料品の買い物の他、薬の受け取りなどにも対応。
依頼を受けたドライバーが依頼主宅と店舗の間を往復してくれる。
料金は30分2860円から。緊急事態宣言の中、ほんまにご苦労さまです!
https://www.sanwakoutsu.co.jp/press/otukai2020.html
事例2)飲み会はオンラインでええんちゃう?
人生体験談投稿サイトの1010(じゅうじゅう)はオンライン飲み会のサイト「たくのむ」を立ち上げた。
主催者がサイト内に飲み会ルームを開設しほかの参加者にルームのURLを知らせる仕組み。
参加できるのは1ルーム最大12人。サッカー以上ラグビー以下でんな(笑)
https://tacnom.com/
プレイス戦略を妄想せよ!
自分の代わりに買い物にいってくれるタクシーのサービス。
オンラインでの飲み会の場を提供してくれるサービス。
一般的なプレイス戦略はリアルにお客さまと接点を持つことがベースにあったが、今の状況ではいかに間接的にかつバーチャルに接点を作れるかがポイントになってきまんな。
■PROMOTION(販促)戦略/COMMUNICATION(コミュニケーション)
事例1)在宅でランドセルが試せますねん!
テル・ア・テールが運営する「フェフェ」はランドセルを無料で自宅に届けるサービスを実施。
サンプルが自宅に届くので背負ったり、形を確かめたり、家族で楽しみながらお気に入りのランドセルを選ぶことができる。
3月には500件以上の応募があったので5月から9月まで定期的に実施予定。もし9月入学になったらゆっくり選べまんな。
https://www.fafa-shop.com/randoseru/
事例2)在宅で同僚と雑談ができまんねん!
人事コンサルのハイマネージャーは企業向けに社員の雑談専用通話アプリを開始。
業務上のビデオ会議とは別に非公式なコミュニケーションでチーム
ワークを深めたり息抜きにつなげることを想定。通話時間は10分に制限することで短時間で仕事に戻る仕組みになっている。1対1の他3人以上の飛び入
りも可能。社員一人あたり月額500円で提供予定。たまには雑談もせんとあかんわな。
https://remote.himanager.me/
プロモーション戦略を妄想せよ!
不要不急というワードをよく耳にするが、小学校に入る子どもにとってランドセルは必要なアイテムなので、店舗に行けない人が自宅で試せるのはとても有り難い。また同僚との何気ない雑談から新しい企画が生まれることもよくある事だ。となれば会議や商談以上に「雑談」こそが今必要なのかもしれまへんな。
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5)読んだら損するしょ~むない話
3ヶ月に1回の頻度で開催している「マーケティング妄想バー」ではお酒の勢いも借りながら次の一手を妄想しています。妄想こそが発想、着想、連想、構想の父いや母。ますます妄想力を鍛えて参りましょう!
https://www.smile-mk.com/blog/category/story/
■5月5日は〇〇〇の日
5月5日は端午の節句。そう子どもの日。鯉のぼりを挙げて柏餅を食べて男の子の健やかな成長を願います・・・が最近の若者は斬新なのでありました。
部長「もうすぐ5月5日やな。君らはどんなことして過ごすんや?」
A君「そら朝から天ぷら揚げて食べてまた揚げて食べての一日ですわ」
部長「そらなんでやねん?」
A君「だってころもの日でしょ」
B君「そら朝から踊って踊ってちょっと休んでまた踊りまくりですわ」
部長「そらなんでやねん?」
B君「タンゴの節句でしょ!アルゼンチンタンゴの」
部長「君らはいつまで経ってもこどもやな。チャンチャン」
自宅で楽しく過ごす連休にしたいものですね!
来月も引き続きしょ~むないネタにご期待ください。
5月もあなたにとって笑顔溢れるひと月なりますように!感謝!
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「SMILE-MKメールマガジン」2020年5月1日第206号
読者数:679名(5月1日現在)
編集者:なにわのマーケティングコーチ高橋健三(グロービスMBA大阪1st)
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