07.01
2004年7月1日第16号
いつも何かとお世話になりほんまに有り難うございます。昨日、長居競技場でラグ
ビーの国際試合「日本ＶＳイタリア」を観戦してきました。結果は5対22でイタリ
アが勝利しましたが、やっぱりスタジアムで見るスポーツは最高ですね。
ところで分かりにくいカタカナ言葉を日本語に言い換えましょうという記事が出て
いました。ユニバーサルデザインは「万人向け設計」。インフォームドコンセントは
「納得診療」というそうです。ちなみにスマイルマーケティングを日本語にすると
「笑顔仕掛構築所」にでもなるのでしょうか？いい翻訳があればアドバイスいやいや
「ご助言」をお願いしますね。
では今月も「SMILE-MKメールマガジン（電子手紙型雑誌）」をゆっくりとお楽しみ
ください。なんか中国語講座みたいになってきた（笑）。感謝！
■■■インデックスのご案内■■■
1）【ＮＥＷ！】ちょっと気になる4Ｐ戦略
2）なるほどマーケティングコラム
3）発想力を鍛えよう
4）スマイルマーケティングトピックス
5）読んだら損するしょ～むない話←ここだけの儲け話？
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1）【ＮＥＷ！】ちょっと気になる4Ｐ戦略
このコーナーでは新聞や雑誌などで最近掲載された記事を4Ｐ戦略に分類してご紹介
します。何気なく読んでいた記事も4Ｐの視点に着目することで、自社のマーケティ
ング戦略にも活用できればと思います。各社のＭＫ戦略がどのように進化するかも要
チェックですよね！
■ＰＲＯＤＵＣＴ（製品）戦略
○ついにヴィトンの車が登場？／
あのルイ・ヴィトンがイタリアの車デザイン会社ピリンファリーナと組み、世界限
定75台の車を2005年に発売するそうです。価格は2600万円。但しこの車、
屋根もなければフロントガラスもないというデザインなので実用的ではありません
が、雨に打たれて御堂筋をドライブするのもお洒落かも？
○セフト研究所が換気扇付きの服を開発／
この会社が作った「空調服」なる商品は背中の左右に小型ファンが付いており、作
動させると中の熱気を外に逃がし同時に涼しい外気を取り込むそうです。ほんまか
いな？価格は9900円ですが、ヒットすればダイキンや三菱等の空調機メーカー
も参入するかも？「僕のシャツダイキンやねん。君のん三菱？」
■ＰＲＩＣＥ（価格）戦略
○スカイマークが100円値上げ／
航空機の燃料価格の高騰でスカイマークエアラインは国内運賃を9月から100円
値上げするそうです。一方アメリカでは高騰する燃料を節約するために飛行スピー
ドを落としたり、機内雑誌を減らしたり、座席の電話や料理室を取り去ったりと様
々な工夫をしているそうです。その内、裸で乗る人は割引になるかもしれませんね？
でも裸ではさすがに捕まるからパンツ一丁ぐらいがオススメかも？
○カシオとＪＣＢが腕時計型財布を開発／
最近、携帯が財布代わりになる技術が注目されていますが、カシオではＪＣＢと協
力し決済機能付きの腕時計を開発。財布や携帯のようにポケットから取り出す手間
がかからないので、こっちの方が便利やん！と考えているそうです。携帯に腕時計
今度は何が財布になるんでしょうか？
■ＰＬＡＣＥ（流通）戦略
○ＮＴＴトラベルサービスの宇宙旅行に100人が予約済／
旅先にも国内や海外等色々なところがありますが、日本でも宇宙体験ツアーを販売
しているそうです。知らんかった。料金は1120万円なんですが、先日アメリカ
の民間企業が初めて有人宇宙飛行を成功させたので、この飛行機に乗れば特別な訓
練を受けてロケットに乗り込むよりも、お手軽に宇宙へ出かけられそうですよね。
そのうちキャンペーンの景品はみんな宇宙旅行になるかも？僕も予約しとこかな？
○道頓堀に昭和初期を再現した商店街が登場？／
サミーが浪速座の跡地に複合商業ビルを7月2日にオープン。この中に「道頓堀極
楽商店街」が誕生し、全国区の有名店ではなく関西Ｂ級グルメ店、すなわちめっち
ゃ大阪らしい店が立ち並ぶそうなんです。従業員の大半が50代のおっちゃんおば
ちゃんのこの界隈。どんな雰囲気になるのか今から楽しみでんなあ～。いやほんま。
■ＰＲＯＭＯＴＩＯＮ（仕掛け）戦略
○リチャードブランソン。水陸両用車でドーバー海峡を横断！／
英国ヴァ－ジングループの会長リチャードブランソンはこれまでも自らが広告塔と
なり飛行船で大陸横断等にチャレンジしていますが、今度は水陸両用車でドーバー
海峡を横断しました。この車、陸上では160キロ。水上では50キロで走れる優
れもので、英国からフランスまで約1時間40分の最短記録も樹立したそうです。
水路での英仏間輸送サービスも始めるのかもしれませんね？
○ＪＲ東日本が山手線ホームにアドスタンド開設／
ＪＲ東日本では一日約85万の乗降客が利用する山手線渋谷駅のホームに電車の形
をした喫茶店「アドスタンド」をオープン。このカフェは名前がアドスタンドとい
うぐらいなので全て広告で埋め尽くされているそうです。これまでは空いたスペー
スが広告媒体となっていましたが、広告が主役の施設はこれからどんどん生まれて
くるかも知れませんね。もし、広告だらけの公園「アドパーク」なんてあったら全
然落ち着かないかも？
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2）なるほどマーケティングコラム
マーケティングに関するオリジナルコラムをお届けします。なるほど！と感じたら是
非ビジネスの現場でご活用ください。ＨＰではバックナンバーを掲載しています。
■「ピンポイントプロモーション」
広告宣伝を核としたプロモーション戦略を行う場合、限られた予算で最大効果を狙
うのは当然の事ですが、だからと言ってあれもこれも全てを求めてしまうのも考え
ものです。全くの新商品であれば認知拡大を。新規参入商品であれば競合商品との
違いを簡潔に。モニター募集であればアクセス先をはっきりと。等々今回のプロモ
ーションで到達すべきゴールを絞り込んでおく事が重要です。認知を上げ、他社商
品との違いを伝え、販売チャネルを知らせて、購入メリットを実感させる。とあれ
もこれもを求めてしまうと逆に顧客に突き刺さるプロモーションが実践できません。
ターゲットを絞り込むようにプロモーションの目的もはっきりと絞り込んでいく。
これこそが『ピンポイントプロモーション』です。
■「ＣＥＯ＝ＣＭＯ」
まだまだ日本の企業ではマーケティングの事を市場調査や広告宣伝といった狭い意
味で捉えている所もあるようですが、マーケティングとはＰＲＯＤＵＣＴ（製品）
ＰＲＩＣＥ（価格）ＰＬＡＣＥ（流通）ＰＲＯＭＯＴＩＯＮ（仕掛け）の4Ｐを顧
客の求める形に組み立てて提供する総合戦略です。すなわちこれだけの総合戦略を
一部門が担当してもなかなかスピーディに実行するのは困難です。顧客のニーズが
どんどん進化する時代においてマーケティングの責任者は大きな権限を持つ必要が
あります。そのような意味で最も理想的な責任者はＣＥＯなのかも知れません。も
しあなたの会社にマーケティング最高責任者が不在なら、まずはＣＥＯがマーケテ
ィング責任者であるＣＭＯを兼務してみませんか？
これこそが『ＣＥＯ＝ＣＭＯ』です。
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3）発想力を鍛えよう
オリジナリティのあるアイデアを考えるには発想力が重要です。ではどのように発想
力を鍛えればよいのでしょうか？このコーナーではその手法をシリーズでお伝えして
います。ＨＰではバックナンバーを掲載しています。
■その十六「タイムスリップ発想法」
ＩＴの進化により携帯が財布になったり、パソコンが指紋で動いたりしていますが
そのような技術は10年後にはもうスタンダードな仕様になっているのではないで
しょうか？現在の環境で顧客ニーズを考えていても製品が生まれることには環境が
ワンステップ進んでいますよね。そこで自分自身が少し未来に行って新しい事を発
想してみましょう。例えば10年先2014年のテレビはどのようになっているの
か？その頃どんな自動車が街を走っているのか？自社の商品サイクルに合わせてス
リップする時間は調整してみてくださいね。さあタイムスリップして未来の顧客が
求める商品を生み出しましょう！発想力だけでなく創造力もかなり必要かも？
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4）スマイルマーケティングトピックス
■スマイルマーケティングは7月5日に新オフィスに移転します。創業地の谷町四丁
目を離れ次なる新天地は堺筋本町。大阪の中心。商人（あきんど）の町で笑顔の商
売人を目指したいものです。詳しくはメルマガ号外でご案内させていただきます。
■大阪カントリーマラソン
7月の大阪カントリーマラソンはいよいよＵＳＪへの提案を予定しています。
今後の展開に乞うご期待！
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5）読んだら損するしょ～むない話←今月は案外、得するかも？
■「ここだけの儲け話ありまんねん」
みなさんの会社でも仕事中に「ええ資産運用の方法がありますねん」という営業
電話がかかってきませんか？僕の知人はこんな会話で大切な財産を守っています。
営業マン「もしもし社長さん居てはりますか？」
社長 「はい私ですけど」
営業マン「私、ぼろもうけ商事の成金と申しますが、今日は資産運用のご案内でお
電話させていただきました。今、2～3分宜しいですか？」
社長 「今、ちょっと忙しいんですけど・・・」
営業マン「いやいやすぐに済みますんで、実はですね今ゴムがとても下がってるん
ですよ。今、少しだけ投資すればもの凄い事になりますよ。なんせゴム
は伸びますからね～」
社長 「そんなん興味ないんやけどなあ」
営業マン「いやいや今回の情報は誰にでもお伝えしている訳じゃないんです。これ
はですね。社長にだけ特別に案内させていただいている極秘の情報なん
ですよ。誰にでも簡単にお話できる内容じゃないんです。」
社長 「そうですか。それは有り難い話やねえ。
せやけどあんさん。そんな極秘の情報は人にしゃべったらあかん！」
ガチャ、プープープー
営業マン「・・・・・・・・・・」
しまった！今月は「読んだら得する話」になってもた。これはいかん。
来月は絶対読んだら損する話を書くぞ～。乞うご期待！
7月があなたにとって笑顔あふれるひと月になりますすように！感謝！
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「SMILE-MKメールマガジン」2004年7月1日第16号
読者数 267名（7月1日現在）
編集者 マーケティングコーチ高橋健三
発行元 株式会社スマイルマーケティング
〒540-0024大阪市中央区南新町1－2－4椿本ビル6Ｆ
ＴＥＬ:06－6943－1192
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