2010
08.23
08.23
96.非変革の説明責任
市場の環境変化に合わせて企業は変革する必要がありますが、なんでもかんでも変革すればよいという訳ではありませんよね。現状の仕組みを根こそぎ全部変えてしまうのは、まさに手段の目的化。製品、価格、流通、売り方、組織、スキルセット、評価、指示系統などなどたくさんテーマはありますが全てを変えてしまっては、自社の強みを活かすことができないだけでなくスタッフの判断基準が定まりません。よって結果的には変革がパワーダウンにつながってしまうのです。変えない部分を最初に明確にするからこそ、変えた部分に効果が出る。チェンジリーダーにはそれをきちんと説明する責任があります。
これこそが『非変革の説明責任』です。