2009
04.14
04.14
04.対極発想法
新しい商品を企画する時にまったくゼロから企画することはまれですよね。多くの場合は現状の商
品を前にして、これをベースにどこを改善すればもっと良い商品になるかを考えることが多いと思います。しかし現状商品の改善をしても競合他社の商品と大きな差別化は困難です。そこで活かせる発想法が対極発想法です。対極とはつまり現状とは全く離れた所から企画をスタートさせる方法です。例えば新しいお茶を開発するのならまず目の前の現状商品を観察します。色は茶色で中身は液体。350mlの容量でラベルは緑。さてその対極は???。色は真っ白。中身は気体。飲むものでなく香りを楽しむものにする。喉を潤すのではなくストレスを感じたときに少しだけ開けて香りを楽しみリラックスする等々。全く対極から企画をスタートさせ徐々に現実に近づけていき最終的に落ち着いた地点が、競合商品との差別化ポジションになるのではないでしょうか?あり得ないことから考えてあり得ることに着地する。今日から会議も楽しくなりますよ。LET'S TRY!