11.07
Vol.15 「ハービスエントオープン」
□日時:2004年8月13日(金)
□場所:京都府、関西文化学術研究都市
□内容:私のしごと館体験記
卓越したサービスで注目を集める京都の「MKタクシー」を研究するためグループワークメンバー5人で観光タクシー(ガイド付きの貸し切りタクシー)に乗車してきました。せっかくなので今NHKの大河ドラマで話題になっている「新選組」の史跡をめぐる3時間のツアーに参加。関西に住みながらもじっくり散策することのなかった新選組ゆかりの地は、そのままの姿で残されている史跡が多いので、とても興味深く体験することができました。感謝!
「ハービスエント」ってどこやねん?
「ハービスエント」とは阪神電鉄が400億の費用をかけて西梅田に建設した大型複合ビルで約80の物販、飲食がテナントとして入居しています。エントのエンは「縁」「演」「宴」の事でトは多くの人が集まる「都」という意味をくっつけた造語だそうです。ビルの中には劇団四季劇場や大阪ブルーノートを初め、コーチやグッチなどのブランドショップも並んでいます。リッツカールトンのある西側は「ハービスプラザ」ヴィトンやダンヒルのある東側は「ヒルトンプラザウエスト」その間に挟まれたエリアが「ハービスエント」
です。どこが境目かわからないこの「ハービスエント」にあなたはピタリと辿り着けるか???
阪神のエリアブランド戦略
阪神電鉄は90年にブルーノートを、そして97年にはリッツカールトンを開業する事で、長い年月をかけ西梅田エリアのイメージアップを図ってきました。この長年の実績が功を奏し、「ハービスエント」ではグッチ、ブルガリ、ティファニー、コーチなど一流ブランドが西梅田に集結しました。これまで阪神といえば「イカ焼き」「タイガース」「阪神パーク」というイメージでしたが、「ハービスエント」の誕生で阪神も西梅田も洗練された大人の街へとイメージが変わりそうですね!でも1周年では「イカ焼き」を配って欲しいなあ~
こ洒落た飲食店は@もバックリ?
洗練された大人をターゲットにしているだけあって、落ち着きのある飲食店が数多くあります。「KIHACHI」の入り口には熊谷喜八ご本人がおられました。9日のオープン後にさっそく「米門(まいもん)」というお店に行ってみましたが、味も雰囲気もグッドですし、お店のレイアウトも3次元的でなかなかユニークな空間でした。
でもメニューの単価にちょっとバックリ(ビックリより上)します。いやほんま。
大阪ブルーノートも引っ越し&拡大
少し時間が余ったので、新選組とは関係がありませんが国宝第1号の弥勒菩薩像がおさめてある広隆寺まで足を伸ばしました。もちろんここも撮影禁止なのですが、弥勒 菩薩の表情はなんともいえず穏やかで見ているだけで心が落ち着くような気がしました。企業研究を目的とした半日ツアーでしたが、これまで知らなかった京都の魅力を 再発見するとてもいい時間となりました。ちなみにこの観光タクシーの料金は3時間コースで12,240円。5人割り勘で一人当り2,448円です。ご一緒させていた だいた高寄さん谷野さん塚本さん村尾さんに感謝です。「たこうおへんしあんじょういけましたさかいうちらはんなりどすえ~」
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