03.08
ポジショニングから見えてくるマーケティングの差別化戦略
ポジショニングを把握することが重要
競合他社がうごめくこの世の中で、ビジネスで勝ち抜いていくためには、ポジショニングをしっかりと把握しなければいけません。
理想論ばかりを並べてもだめで、今の自社の立ち位置を見極める必要があります。
そのポジショニングを知ることで、今後の戦略を練ることができます。
しかしポジショニングの見極めが甘いと、マーケティングで競合他社に勝つのは厳しいかもしれません。
何か差別化をしなければいけませんが、本当に大事なのは基本的なことです。
ポジショニングというのは、その名通り同業の中での自社のポジションのことです。
マーケティング戦略を駆使する場合、準備するものや把握しておくべきものは多数あります。
マーケティングを全く行っていない企業は少なく、他社との競争で抜きんでるために様々な差別化を図っていることでしょう。
またブランディング戦略を行う際にも、ポジショニングの把握は不可欠です。
ポジショニングマップの重要性
マーケティング戦略を練って、闇雲に何かをするよりも、シェアを考慮したうえで行動を起こすのが賢いかもしれません。
マーケット・リーダー、マーケット・チャレンジャー、マーケット・ニッチャーなどがあります。
自社がこれらのどれに位置しているかによって、考えるべき戦略が変わってくるでしょう。
ポジショニングの想定というのはなかなか簡単なものではありません。
ですがシェアベースで考慮することで把握しやすくなるでしょう。
ですから何か大きな行動を起こす時には、まず自社のポジショニングを把握、そしてそれに応じた戦略を考えます。
様々なことを明確にしたうえで、他社との競争で抜きんでる差別化した戦略を実行に移します。
実はポジショニングを分析する上で大事になってくるのは、ポジショニングマップと呼ばれるものです。
縦軸と横軸に関連する事柄を入れて、自社と他社がその事柄に置いてどちらがどれだけ優れているのかを冷静に把握してください。
この軸に入れる事柄の選定がとても重要で、その業種に精通している人でなければ厳しいかもしれません。
このマップを作ると他社のサービスや商品との差が明確になり、具体的な戦略も立てやすくなるでしょう。
ですがこのマップを作るだけで、具体的なマーケティング行動を起こさないケースもあり、それだととてももったいない思いをします。