03.08

ベネフィットの分析から始まるマーケティング
お客さまの希望を叶えることが大事
商品を売りたいとき、こちらの売りたいものを押し付けてはいけません。
お客さまは何らかの困りごとを持っており、それを解決する商品に興味を持っているのです。
その困りごとを解決できるものが、その商品だと理解できれば、お客さまはきっと購入してくれるでしょう。
それにはまず、自社で販売している商品のベネフィットを自分自身で知る必要があります。
世の中には多くの人がいるので、人それぞれに悩みも違います。
そのためには、複数のベネフィットを用意する必要があるかも知れません。
それをお客さまに知らせることによって、お客さまのニーズと合致すれば、購入に結びつくのです。
こういったマーケティングは、販売の世界の基本であることはもちろん、近年はネットショップなどでも用いられています。
販売ページを作成する前に、そのベネフィットを徹底的に洗い出し、ピンポイントで訴求することで購買意欲を喚起するのです。
それらが活かされたページ作りをすれば、売り上げアップを目指すことが可能です。
マーケティングが常識の時代
昔に比べ、わが国は経済的にも発展し、商取引の場も広がりました。
ひと口にマーケティングと言うと、規模の大きなビジネスをする人だけが駆使するものだ、と思っている人もあるかも知れませんが、これは間違いです。
個人商店主など小さな規模の自営業者でも、理にかなったマーケティングで事業を成功させている例は古くから見られます。
「ドリルを買いに来た客が欲しいは、ドリルではなく穴である」という、マーケティングの世界の有名な言葉が示すように、お客様の困りごとと、それを解決するための商品やサービスについて掘り下げる作業は、ビジネスの業種や規模を問いません。
顔なじみが多い古い商店街では、密接なコミュニケーションによって顧客ニーズを把握しています。
独り暮らし世帯が多い地域では、食品を小分けにしたほうが売れやすいとか、高齢者向けの衣料や雑貨は軽いほうが喜ばれる、といったものです。
また、富裕層の多い地域では、割高であっても安全なオーガニック野菜の専門店が繁盛したり、ペット同伴化のカフェが人気を呼んで話題になります。
つまり、「何が顧客のメリットになるか」を、綿密なマーケティングで導き出すことが大切だと言えます。
特に重要なのは、ベネフィットを分析したうえで販売をすると、売り上げが上昇するということです。
やみくもに商品を並べて売れるまで待ったり、良い性能だからと一方的に営業をかける、というやり方では、目的を達成することは難しいでしょう。
今や規模を問わず業界が取り組むマーケティングについては、様々な角度から是非とも研究すべきなのです。