01.01
2022年1月1日第226号
新年あけましてほんまにおめでとうございます！！！
元旦もまいどおおきに！スマイルマーケティングの高橋健三です！
昨年もスマイルメルマガをご愛読いただきほんまにありがとうございます。
２０２２年寅年も引き続きよろしくお願い致します。
先ずは恒例の日経ＭＪ２０２１年ヒット商品番付を振り返っておきましょう。
東の横綱：Z世代、大関：東京五輪・パラリンピック、関脇：シン・
エヴァンゲリオン劇場版、小結：ゴルフ。前頭：新携帯料金プラン。
西の横綱：大谷翔平、大関：サスティナブル商品、関脇：イカゲーム、
小結：冷食エコノミー。前頭：スターバックス４７JIMOTOフラペチーノ。
という結果になっていました。
今年はZ世代をターゲットに、大谷翔平流の二刀流で戦っていきたいもの
ですね。
またインターブランド社による「顧客体験価値」のランキングもチェック
しておきたいと思います。
１位：星野リゾート、２位：ワークマン、３位：サントリー、４位：帝国
ホテル、５位：任天堂
という結果になっていましたが、１位の星野リゾートに投票した回答者の
約半分はサービスの利用経験がない非利用者だったそうです。
つまりは利用前、利用中、利用後とまさにカスタマージャーニー全体で
ブランドイメージを伝えていくことがポイントになりそうですね。
そんな２０２２年のマーケティングキーワードを設定してみました。
それは「SDGs×マーケティング5.0×ブランディング」です。
つまりはサスティナブルな事業運営を、デジタルとヒューマンを組み合わせ
た最新のマーケティング手法で展開することで、自社の強みに根ざした真の
ブランドをしっかり構築していくこと。
まさに普遍的価値である「真善美」を目指すことが最も重要なテーマに
なってきます。
そしてそれを実践するためのフレームワークがBTC（ビジネス、テクノロジー、
クリエイティブ）になります。
ブランディング、パーパス経営、ＤＸ、メタバース、デザイン経営、ゼロウェ
イストなどキーワードが氾濫する中でこそ、真善美を軸とすることが益々大切
になってきます。
スマイルマーケティング及びスマイルＢＴＣワークスは２０２２年寅年も
皆さんと共に新しい価値創造にトラ（寅）イするを大いに楽しみにしています。
本年もどうぞよろしゅうにお付き合いくださいませ。
では今年も「SMILE-MKメールマガジン」をじっくりお楽しみください。
感謝！
PS
昨年より名刺交換キャンペーン継続中！
なかなかリアルでお会いできなかったみなさんに是非リアルでお会い
したいと思います。そしてメルマガは読むけど一度も会ったことがない
という方にも是非お会いできることを楽しみにしております！！！
■■■インデックスのご案内■■■
１）スマイルマーケティングトピックス
２）SDGｓマーケティングアクション
３）だいぶ気になるコラボレーション戦略
４）日経ＭＪで見つけた「ちょっと気になる４Ｐ戦略」
５）読んだら損するしょ～むない話←Ｚ世代を理解せよ・・・
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１）スマイルマーケティングトピックス
毎月５日、１５日、２５日にオンラインセミナーを開催しています。
但し、土日の場合は月曜日にスライド開催。各セミナーの案内と参加申込
がPeatixで出来るようになりました。すべて無料ですのでお気軽にどうぞ！
■１月５日（水）第６回「ちょっと気になる４Ｐ戦略講座」
なにわのマーケティングコーチが独自の視点で日経MJからピックアップ
した記事をヒントにマーケティング妄想力を鍛えます。寅年のヒット商品
を一緒に妄想しましょう！
日時：１月５日（水）１９：００～２０：３０
会場：ＺＯＯＭオンラインにて
参加費：無料
ジャンル：マーケティング
講師：なにわのマーケティングコーチ高橋健三
申込はこちら
https://peatix.com/event/3123796/view
■１月２０日（木）第１４回「ＢＴＣワークスクラブ」※今月は２０日開催
ビジネスワーカー高橋、テックワーカー嶋田、クリエイティブワーカー
浪本がそれぞれの視点から情報発信。２０２２年のトレンドを一緒に
予測しましょう！
日時：１月２０日（木）１９：００～２０：３０
会場：ＺＯＯＭオンラインにて
参加費：無料
ジャンル：ビジネス＆テック＆クリエイティブ
講師：高橋健三、嶋田崇孝、浪本浩一
申込はこちら
https://peatix.com/event/3123802/view
■１月２６日（水）「大人の教養講座その１）アイヌ文化入門」
リベラルアーツをテーマに毎月１回お届けする新プログラム。
今月はアイヌ文化についてその魅力をお話しします。ヒンナヒンナ。
日時：１月２６日（水）１９：００～２０：３０
会場：ZOOMオンラインにて
参加費：無料
ジャンル：リベラルアーツ
講師：高橋健三
申込はこちら
https://peatix.com/event/3123797/view
■なぜ？なにを？どのように？「SDGsマーケティング導入講座」開催中！
スマイルマーケティングでは未来の顧客を創造するサスティナブルな
視点を鍛えるため入門者向けのSDGs講座を開催中です。
知識ゼロから基本を理解し１００個以上の事例から自社のアクションを
発見。
詳しくはこちら：https://www.smile-mk.com/sdgs/
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２）SDGｓマーケティングアクション（日経ＭＪ１２月１日～３１日記事より）
２０２２年は当たり前になってくるサスティナブルな事業運営。様々な企業
の取り組みをヒントに１７テーマから自社のアクションを考えてみましょう！
■各社のSDGｓアクション
１）ダイソー
大創産業は２０２２年春までに環境配慮型のエコ商品を約４００点に
倍増。第１弾として植物由来成分を配合したコップやバイオマス原料
の手提げ袋など２１点を開発。パッケージデザインも統一していく。
２）クラボウ
クラボウは今治タオル工業組合、奈良県靴下工業協同組合と連携し、
端切れや売れ残った服を回収し糸や布に戻して再利用する取り組みを
開始。２０２３年度中をめどに全国の産地へ取り組みを呼びかける。
３）三菱鉛筆
三菱鉛筆は品川区教育委員会と組み、区内の小学校・義務教育学校
１１校で使用済みの鉛筆を肥料に再生。後端に芯がないフォレスト
サポーター鉛筆を一人５本ずつ配付。使用後は品川郵便局が回収。
サカタのタネが扱いやすい棒状の肥料にして提供する。
４）資生堂ジャパン
資生堂ジャパン、ファイントゥデイ資生堂、ライオン、ユニ・チャー
ムの４社は小売店の日用品や化粧品コーナーで使う販促物や陳列用具
を紙製に切り替える。廃プラによる環境負荷低減を目指す。
５）BRING
D2CブランドのBRINGは初のリアル店「BRING EBISU」を開業。日本
環境設計がケミカルリサイクル技術で原料に戻し、再び服にし直した
商品を販売。合わせて使用済みの服を常時回収する。
■関西ファッション連合ＳＤＧｓ推進サポーター活動報告
導入セミナーへの登壇や取組み企業への取材などを通じてＳＤＧｓの
推進を応援しています。導入事例紹介サイトでは現在２８社を掲載中！
https://peraichi.com/landing_pages/view/kanfasdgs
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３）だいぶ気になるコラボレーション戦略（日経ＭＪ１２月１日～３１日記事より）
マーケティング３．０の実践モデルとしてコラボーレーションは当たり前
の一手になっています。誰と組めば新しい展開ができるか？日々コラボ発想で
取り組んで行きましょう！
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/collabo/
■スタバ＆アマゾン
スタバはマンハッタンでアマゾンゴーとコラボした「スターバックス
・ピックアップ・ウィズ・アマゾンゴー」を出店。入り口に大きな
ピックアップカウンターがあり、その脇にアマゾンゴーのゲートが
ある。スタバの客は事前にアプリでオーダーし店舗で受け取る仕組み。
https://www.starbucks.com/ways-to-order/pickup-with-amazon-go
■ゴディバ＆福井県そば店
ゴディバジャパンは福井県のそば店８４店舗とコラボしたキャンペー
ンを展開。提携店舗でそばを食べると食後にゴディバのチョコレート
１枚がもらえる。８万枚のチョコ配付に加えて１２店ではチョコと
そばを組み合わせた独自メニューも提供。
https://fupo.jp/fukuisoba-godiva/
■ウーバー＆日比谷花壇
ウーバーイーツジャパンは日比谷花壇とコラボし生花の宅配を開始。
日比谷公園店。日比谷シティ店など数店舗が対象。花瓶がなくても
飾れる「そのまま飾れるブーケ」や色の指定ができる「季節の
ブーケ」などを平均３０分で届ける。
https://www.uber.com/ja-JP/newsroom/uber-eats-hibiyakadan/
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４）ちょっと気になる４Ｐ戦略（日経ＭＪ１２月１日～３１日記事より）
このコーナーでは１ヶ月分の日経ＭＪの記事を１００本以上切り抜いた
上で、次の一手のヒントになる記事を厳選し４Ｐのフレームで紹介。
マーケティング発想力を鍛えるヒントにご活用ください！
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/4p/
■PRODUCT（商品）戦略/CUSTOMER VALUE（顧客価値）
事例１）ロートのビールってどんな味かな？
ロート製薬は沖縄県久米島の特産品である海洋深層水を使ったクラフト
ビールや発泡酒を新ブランド「KUMEJIMA６１２」で発売。クラフト
ビール「THE BOTTOM」はフルーティな香りや苦みが特徴。
発泡酒「HATENO BLUE」はカクテルのような甘い華やかな香り。
「RED&BLUE」はしっかりした飲み応えが特徴。う～ん久米島のカフェ
で全部飲んでみたいがな。
https://www.rohto.co.jp/news/release/2021/1008_01/
事例２）折り畳む洗濯機ってどう使う？
ウィナーズは家電ブランド「レコルト」から折り畳んで収納できる
「しまえるミニ洗濯機」を発売。キッチンクロスやマスクなど小容量の
洗濯に対応。バケツ部分を折り畳める構造にし、バケツに洗剤と水を
入れてスイッチを押すだけで洗濯できる。収納時の高さは約１３センチ。
価格は９９００円也。こりゃ旅のお供にしてみたい一台でんな。
https://recolte-jp.com/products/folding-mini-washing-machine/
プロダクト戦略を妄想せよ！
その昔アップダウンクイズのCMでよく見た目薬のロート製薬がクラフト
ビールを発売。食品関連事業拡大の一環ではあるが、製薬会社が出すビ
ールはまさに「酒は百薬の長」を証明する逸品でんな。また２拠点ワーク
も増える中、折り畳める洗濯機は持ち運べる洗濯機としてもリモートワー
カーの人気を博しそうである。どちらもマーケットイン発想といえまんな。
■PRICE（価格）戦略/CUSTOMER COST（顧客コスト）
事例１）１００円おせちで賑やかなお正月を！
ローソンストア１００は「１００円おせち」を４０種類展開。一人用や
少人数用のおせち需要に対応。中でも味付けアワビはしょうゆで味付け
した殻付きアワビが１個入っている。昨年２３０万食を販売した１００
円おせち。今年は３００万個を見込んでいる。うちのおせちにはアワビ
は入ってないなあ～
https://store100.lawson.co.jp/special/osechi/2021/
事例２）１００万円遊覧飛行で優雅なひとときを！
LCCのジェットスター・ジャパンは福袋として貸し切り遊覧飛行や特別
価格の回数券を発売。１００万円で最大６人が遊覧飛行できるほか回数
券は１フライト当り２０２２円で販売。成田空港を発着する貸し切り遊
覧飛行は２月１４日に運航。時間は約２時間。エアバスA320を使用する。
素敵なバレンタインフライトになりそうでんな。
https://www.jetstar.com/jp/ja/campaigns/luckybag2022/
プライス戦略を妄想せよ！
おせち料理は家で作る時代からネットで買う時代になりどれもが数万円と
なかなかの高額商品である。そんな中、１００円おせちなら自分の好きな
食材を選ぶことができるので、ある意味究極のカスタマイズにもなり得る。
また昨年はホテルに住むサービスも登場したが、次は飛行機もプライベー
トジェットのように使える時代に。１００万円の飛行機に乗って１００円
おせちをたらふく食べたいもんでんな。
■PLACE（販路）戦略/CONVENIENCE（利便性）
事例１）うちのフィットネスはドクター監修ですねん！
札幌市で開店した「SAMメディカルフィットネス＆サウナ」は現役の医師
が監修を行っている。筋トレマシンを使わずピラティスなどの体幹を鍛え
るメニューが中心で、健康スポーツや肥満治療を専門とする医師に無料相
談が可能。クラブには疲労回復を目的とする高湿中温のサウナも完備。
健康を目指すならドクターのアドバイスは重要でんな。
https://fitness.sam-mok.co.jp/
事例２）うちの住宅展示場は宿泊もできまんねん！
ポラスグループは埼玉県に注文住宅の展示場「体感すまいパーク越谷」
をオープン。一部の住宅は宿泊体験で住み心地を体感してもらう仕組み
とした。和モダンが特徴の「ポウハウス」南欧風の造りの「ハスカーサ」
家事の動線を工夫した「北辰工務店」などを見学でき、太陽光パネルで
カーボンニュートラルへの対応も進めている。
https://www.polus-ie.jp/park/koshigaya/
プレイス戦略を妄想せよ！
健康作りにフィットネスジムに通うならドクターに健康相談ができるの
はとても心強い。快適な暮らしを求めて新居を探すなら住宅展示場に泊
まるのは具体的な評価に繋がる。どちらのサービスもありそうでなかっ
た消費者のインサイトに迫るものだと評価ができる。答えはいつも顧客
の中にあるのかもしれまへんな。
■PROMOTION（販促）戦略/COMMUNICATION（コミュニケーション）
事例１）宇宙時代に月を借りてみまへんか？
イベント企画のアストロコネクトは満月を模した直径約２．７メートルの
球体型の風船「エアームーンモデル」をレンタル開始。付属の送風機で膨
らませるとクレーターの形など地球からは見えない裏側までをリアルに再
現。約３００メートル離れると実際の月の大きさにも見えるそう。これで
宇宙飛行士の気分が味わえそうでんな。
https://astro-connect.com/service/#s7
事例２）工場も体感する時代となりました！
森永製菓は横浜市の鶴見工場敷地内に新たな見学施設をオープン。１２０
年を越える歴史や商品の製造技術などが学べる体感型展示が特徴。名称は
「森永エンゼルミュージアムMORIUM」ツアーの所要時間は約７０分でビ
スケットやアイスクリームの模型を使って製造の秘密を説明。小枝やハイ
チュウの製造工程も見学できる。こりゃお菓子のワンダーランドでんがな。
https://www.morinaga.co.jp/factory/tsurumi/
プロモーション戦略を妄想せよ！
民間人による宇宙旅行が話題になる中、大きな月を間近に見るイベントは
大いに創造力をかき立ててくれそうである。またテレビ番組でも工場が紹
介される機会が増えているが、これからの工場は製品を作る場所だけでは
なくそのブランドの世界観を体験する最も重要なスポットになっていくこ
とだろう。日本中の工場を全部巡ってみたいもんでんな。
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５）読んだら損するしょ～むない話
このコーナーは何の役にも立たないが、案外人気が高いコーナーでもある。
まさに時代は「役に立つこと」から「意味のあるもの」に移行しているの
かも知れない。いやここは意味もないコーナーなのであった（笑）
https://www.smile-mk.com/blog/category/story/
■Z世代を理解せよ！
日経ＭＪヒット商品番付でも東の横綱となった「Z世代」を正しく
理解するために幹部があつまり経営会議を行いました。
社長「これからのマーケティングはZ世代の理解から始まる。
先ずはみんなの基礎知識を確かめておきたいので順番に
自分が思うZ世代を述べてみよ」
部長A「しってまんがな。古いクルマそれも小さいクルマが好きな
若者でっしゃろ。わしも昔は乗ってましたでホンダZに」
部長B「ちゃいまんがな。特撮ものが好きで、中でもウルトラマン
が大好きな若者でっしゃろ。あの怪獣強かったなあ～ゼットン」
部長C「あんたら勉強不足やな。Z世代ちゅうのはなんかのネイティブ
やったはずや。ようするに陽気なポジティブでもなく陰気な
ネガティブでもなくいつも平常心の若者達やで」
社長「うちがZ世代にアプローチできるのは１００年後やな（泣）」
X世代、Y世代、Z世代と順番に理解していかなあきまへんな。
今年も引き続きしょ～むないネタにご期待ください。
２０２２年もあなたにとって笑顔溢れる一年になりますように！感謝！
◆◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆ニコ◆◆◆
「SMILE-MKメールマガジン」２０２２年１月１日第２２６年賀号
読者数：７０１名(１月１日現在)
編集者：なにわのマーケティングコーチ高橋健三(グロービスMBA大阪1st)
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