2010
08.23
08.23
23.強みそれとも強気?
企業がマーケティング環境を分析するときに使うフレームとして「SWOT分析」と呼ばれる手法があります。SはStrengths(強み)WはWeaknesses(弱み)OはOpportunities(機会)はThreats(脅威)4つの単語の頭文字を取ったネーミングですが「強み」と「弱み」は社内の分析で、「機会」と「脅威」は外部の分析となります。ここで自社の強みを分析するときに「強み」であると自分たちが認識していることが案外「強気」でありこともよくあります。例えばうちは商品力が強い、営業力が強い、と自分達では思っていてもお客様側から見れば「品揃えは豊富だがこれといった特徴的な商品が不在」であったり「昔からの付き合いで取引は継続しているが最近は営業からの提案がほとんどない」と評価されているかもわかりません。「強み」と思っているものが単なる「強気」にならないように社内の評価ほど外部の評価を聞きながら的確な分析を実践しましょう。
これこそが『強みそれとも強気?』です。