2010
08.23
08.23
13.価値の三層構造
商品やサービスの価値は基本的に三つの層でできています。まず第一の層が「機能価値」そして二つ目の層が「付加価値」最後の三つ目の層が「心理価値」です。例えばルイ・ヴィトンのバッグであれば、鞄としてのサイズや容量、耐久性などが「機能価値」です。そして色やデザインやLVのブランドロゴなどが「付加価値」となります。三つ目はそのバッグを持っていることの満足感や優越感が「心理価値」となります。厳しいデフレ経済の中でも顧客の評価を得て、着実に業績を伸ばしている企業の商品やサービスは一様にこの「心理価値」が高いではないでしょうか? 例えばルイ・ヴィトン以外にもメルセデスベンツや東京ディズニーランドなどよ~く観察してみると「機能価値」や「付加価値」はもちろんの事「心理価値」がとても高いような気がします。あなたの会社の商品やサービスの「心理価値」は魅力的ですか?目には見えないこの層で差別化してはじめて市場での圧倒的な競争力が生まれてくるのではないでしょうか?
これこそが『価値の三層構造』です。