2016
03.03
03.03
285.ファスナーの次は珈琲をどうぞ?
ファスナー世界最大手のYKKはブラジルの自社農園栽培豆を使ったカフェ事業を本格展開する。東京都墨田区の「カフェ・ボンフィーノ本店」には大型焙煎機を備え自社農園の豆を焙煎後すぐにコーヒーにしてくれる。同社は1972年にブラジルへ進出した後、85年から地域貢献を兼ねて自社農園でコーヒー豆を栽培している。ファスナーだけにカフェ事業にも結びついた訳でんな。
プロダクト戦略を妄想せよ!
YKKがカフェ。ゼンリンが文房具。どちらも業界大手による新規事業参入であり、商品及び販路ともに新たなチャレンジの始まりです。両社ともに本業ではB2Bが主体でありB2C事業での勝算は未知数ですが、消費者の声を直接聞くタッチポイントを持つ事は長期的には有益な打ち手になることでしょう。