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けんぞう見聞録 Vol.9
□日時:2004年2月14日(土)〜15日(日)
□場所:和歌山県、高野山
□内容:高野山宿坊にて
グロービスの代表堀義人さんがクラスを担当する「アントレプレナリアル・リーダーシップ」東京・大阪の受講生を中心に総勢38名で高野山の宿坊に泊まり、講話を伺い、精進料理をいただき、朝のお勤めを経験して参りました。訪問のきっかけはこのクラスのケースで登場する「ネミックラムダ」の創業者斑目力広さんがもと真言宗の僧侶であったという事から「みんなで高野山へ行って空海の起業家精神を学ぼう!」ということになり実現しました。
●高野山へいざ出発→
●宿坊「西室院」では→
●精進料理と食事の観念?→
高野山へいざ出発
高野山は約1200年前に弘法大師(空海)が開いた真言密教の修行道場で高野山真言宗の総本山です。南海電車「なんば」駅から特急高野号に乗って「極楽橋」駅に到着後、日本で二番目に角度がきついというケーブルカーに乗って「高野山」駅に到着。その後はバスに乗ってやっと宿坊に到着です。久しぶりに色々な乗り物を乗り継いで行くツアーの道中はすっかり遠足気分で「先生バナナはおやつに入るのですか?」という定番の質問も飛び出していました。
2月は1年の内でもとても寒い時期なので、ほとんど人が登ってこないシーズンだそうです。そういえば電車もバスも随分空いていました。あ〜さぶ〜。
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宿坊「西室院」では
到着後はお世話になる「西室院」さんの前で記念撮影を行い、さっそく大広間に集まり、斑目さんと堀さんを囲んで空海をテーマに講話を伺いました。(そうそう受講生の中にも一人の修行僧が紛れ込んでおりました)
斑目さんからは曼陀羅を始め様々なお話を伺いましたがその内容をきちんと理解するにはやはり厳しい修行が必要なようです。しかし1200年経ってからも全国から人々を高野山に集める「空海」の魅力とその集客モデル(?)には大変興味が湧きました。

お話の中でも、般若心経に出てくるフレーズで「色即是空 空即是色」のお話はとてもわかりやすくそのこころは「あ〜ると思うなそこにはないぞ〜!な〜いと思うなそこにはあるぞ〜!」とまるで演歌調で歌いたくなるようなフレーズなんですが、最近多くの企業が目指している「ブランド」や「顧客満足」などは全て目に見えないモノを目指しているのでなんとなくこの「色即是空 空即是色」があてはまるように思いました。
そういえば相田みつをさんの言葉で「幸せはいつも自分の心が決める」というのがありますが、これもなんか近い事を言っておられるような気がしますね。煩悩が多い僕にはどちらにしてもきちんと理解して悟りを開くのは無理なようですが・・・
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精進料理と食事の観念?
宿坊の料理は定番の精進料理なのですが、煩悩の多い我々はビールで乾杯(ええんかいな?)した後、心のこもった山の神のお料理をとても美味しくいただきました。その時の箸袋の裏にええ事を書いていましたので記念に持って帰ってきました。「食事の観念」という題の中身にはかわいいぼっちゃんお嬢ちゃんの挿し絵と共に

  合掌

一滴の水にも天地のめぐみがこもっています
一粒の米にも蔓人のちからが加はっています
ありがたくいただきましょう

  食後 御馳走さま

と書いてありました。今日も合掌してごはんをいただきましょう!

そして翌朝は6時から「朝のお勤め」をさせていただき朝食後は現地のガイドにお願いして奥の院を2時間半かけて案内いただきました。高野山でご縁をいただきました皆さまに合掌!
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